
こんにちは。
毛利まさるです。
同僚や友人からの食事の誘いは、
誰にとっても嬉しいものです。
気の置けない仲間たちと語り合い、
笑い合う時間は、何物にも代えがたい価値があります。
日々の仕事の疲れを癒し、
リフレッシュするための大切なひとときでしょう。
しかし、もしあなたが
「もっと成長したい」と思っているなら、
その時間の使い方について
一度立ち止まって考えてみるべきです。
「自分は今のままで満足か?」
この問いに迷いなく「はい」と答えられるなら、
今の環境を大切にすればよいでしょう。
しかし、「いや、もっと成長したい」という気持ちが
1ミリでもあれば、現状を維持するだけでは不十分かもしれません。
なぜなら、私たちは自分の周りの人間と
似たような価値観や習慣を持つようになるからです。
心理学には「ミラーニューロン」という概念があります。
人は無意識のうちに、周囲の人の思考や
行動を模倣する性質を持っています。
つまり、あなたが普段一緒に過ごす人たちが
「現状維持でいい」と考えているなら、
あなた自身も知らず知らずのうちに
同じ考えを持ちやすくなるのです。
その環境が居心地の良いものであればあるほど、
変化を求める気持ちは薄れていきます。
しかし、本当に成長したいならば、
居心地の良さに甘んじるのではなく、
あえて「居心地の悪さ」を受け入れる必要があります。
成長とは、新しい考え方や習慣を身につけること。
そのためには、これまでとは違う価値観を持つ人たちと
接する時間を増やさなければなりません。
例えば、尊敬できる方や業界で成功している人と
会話をする時間を増やす。
読書やオンライン講座を通じて、
今まで知らなかった知識を吸収する。
あるいは、普段の交友関係を見直し、
自分が目指す未来にふさわしい環境を意図的に作る。
そういった意識的な行動が、あなたの成長を加速させるのです。
本当に変化を望むなら、
自分の時間の使い方を意識的にコントロールすることが不可欠です。
今まで通りの環境に留まるか、
それとも新しい環境に飛び込むか。
その選択こそが、未来のあなたを決定づけるのです。
居心地の良さを手放すのは、決して簡単ではありません。
しかし、その一歩を踏み出したとき、
あなたは今よりも大きく成長しているはずです。