こんにちは。
毛利まさるです。
ラーメンを作ることができると言ったら
あなたはどんな印象を受けるでしょうか?
おそらく、「え?ラーメンを作るってすごい!」
と思うかもしれません。
しかし、単に「ラーメンを作る」と言っても
その言葉の意味にはさまざまな段階が存在します。
たとえば、カップのインスタントラーメンに
お湯を入れただけでも「ラーメンを作る」ことになります。
袋タイプのインスタントラーメンを鍋で茹で
付属のスープを溶かしても
それは「ラーメンを作る」ことになります。
スーパーで売られている生麺タイプのラーメンを茹で
市販のスープと組み合わせるのもまた
ラーメンを作る行為のひとつです。
さらに、ここに具材を加えることもできます。
たとえば、チャーシューを自分で作ってのせたり
煮卵を仕込んだりすると
一段階上のラーメン作りになります。
そして、スープを一から作るとなると
より本格的なラーメン作りに近づいていきます。
ちなみに、私は麺以外のスープや具材を自分で作り
ラーメンを完成させたことがあります。
そうすると、単なる調理ではなく
一つの創作活動のような感覚になり
とても楽しくなってきます。
ここで大切なのは、
「スモールサクセスを積み重ねること」です。
つまり、小さな成功を大切にし
少しずつレベルを上げていくことが
最終的には大きな目標達成につながるのです。
これは、自己啓発の考え方にも応用できます。
いきなり大きな目標を掲げてしまうと
達成までの道のりが遠く感じられ
途中で挫折してしまうことが多くなります。
しかし、小さな成功を積み重ねていくことで
自然とモチベーションが上がり、次の段階へと進みたくなるのです。
たとえば、英語を学びたいと思ったときに
「いきなりネイティブのように話せるようになりたい」
と考えると、あまりにもハードルが高く感じてしまいます。
しかし、まずは単語を覚え
簡単なフレーズを話せるようになることから始めると
「自分にもできる!」という感覚が生まれ
楽しく続けられるようになります。
また、仕事においても同じことが言えます。
たとえば、営業職の人が「いきなり大口契約を取ろう」
と思ってもうまくいかないかもしれません。
しかし、小さな案件を一つずつ成功させることで
自信をつけ、より大きな案件に挑戦することができるようになります。
つまり、どんなことでも、スモールサクセスを意識しながら
取り組むことが重要なのです。
「ラーメンを作る」というシンプルな行為の中にも
スモールサクセスの考え方が詰まっています。
最初はお湯を入れるだけだった人が
少しずつ具材を加え、スープを自作し
最終的には本格的なラーメンを作るようになる。
これは、自己成長のプロセスそのものです。
あなたも何か新しいことに挑戦するときは
一気に最終ゴールを目指すのではなく
小さなステップを踏みながら進めてみてください。
そうすることで、挫折することなく
楽しく目標に向かって進むことができるでしょう。