お互いが不幸になること

こんにちは。
毛利まさるです。

成長すればするほど、昔からの友人と
話が合わなくなることは少なくありません。

それは、人それぞれ成長のスピードや価値観
目指すゴールが異なるためです。

学生時代は、良い高校や大学に進学する
部活動をともに頑張るといった
明確な目標がありました。

同じ道を目指す仲間と切磋琢磨することで
友情は深まりました。

しかし、社会に出ると進むべき道は多種多様で
目指すゴールも個々に異なります。

ある人はキャリアアップを目指し
別の人は家庭を大切にしたいと考えるかもしれません。

この違いは、価値観のズレを生む要因となります。

たとえば、仕事に対する考え方が異なる友人同士では
話がかみ合わなくなることがあります。

キャリアアップを重視する人にとっては
努力や成果を共有したい気持ちが強いですけど
仕事は生活の一部と考える友人には
その価値観が理解されにくいかもしれません。

こうしたすれ違いが続くと、会話の内容がかみ合わず
互いにストレスを感じるようになります。

片方が仕事の成功や挑戦について話す一方で
もう片方はその話に興味を持てないと
会話は一方的になり、交流自体が負担になることもあります。

このような状況では、無理に関係を続けるよりも
距離を置くことが互いのためになる場合もあります。

無理に合わせることで自分らしさを失うより
成長した自分に合った新しい人間関係を築く方が
長期的には幸せにつながるでしょう。

しかし、これは必ずしも古い友人との関係を
断つという意味ではありません。

過去の思い出や深い絆がある場合
それを大切にしながらも、現実的な距離感を保つことが重要です。

共通の話題が見つかるときには心から楽しむことで
関係を維持する道もあります。

仕事術の観点から見ても、人間関係の整理は成長の一環です。
無理に過去の関係にしがみつくより
自分の成長に合った人々との新しい出会いを求めることで
視野が広がり、さらなる成長が期待できます。

お互いが不幸になる前に、価値観の違いを受け入れ
より良い未来に向かう選択をしましょう。