苦言を呈してくれる存在

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、仕事の中で誰からも何も指摘されず
何となく業務を進めてしまったことはありませんか?

その結果、自分ではうまくやっているつもりでも
実際には見落としや改善点が多く
後になって大きな問題になったことがあったかもしれません。

それは、自分の過ちや改善の余地に
気づく機会を失ってしまったからです。

仕事において、苦言を呈してくれる存在は非常に貴重です。

本記事では、なぜそのような存在が重要なのか
そしてどう活用するべきかを解説します。

まず、職場では、周囲との人間関係を気にして
率直な意見を言いにくいことが多々あります。

たとえば、同僚や上司が自分の行動を見ていても
直属の上司は「それは間違っているよ」
と言ってくれる人もいますけど
「もう少しこうしたらいいかも」
と柔らかく指摘してくれるくらいでしょう。

最も厄介なのは、間違いに気づいても指摘されず
問題が放置されるケースです。

このケースが実は多いのです。
結果的に、自分の欠点や改善点が見えないままになり
成長のチャンスを逃してしまいます。

そこでおすすめなのは社外の方で苦言を呈してくれる方です。
社外の方は、利害関係が少ないため
率直な意見が得られることがあります。

たとえば、取引先や外部コンサルタントが指摘してくれる意見は
社内の意見よりも客観的で本質的な場合が多いのです。

次に、苦言を受ける時の心構えです。

苦言を受けたときは「攻撃されている」と感じるのではなく
「成長のためのアドバイス」と捉えることが重要です。

苦言をくれる相手は、あなたの成功を願っているからこそ
言いづらいことをあえて言ってくれているのです。

ですので、苦言を積極的に受け入れ
そこから学ぶことで
自分自身の成長を加速させることができます。
それは、単に自己改善を促すだけでなく
他者との信頼関係を築くことにも繋がります。

仕事術の本質は、率直なフィードバックを受け入れ
それを行動に移す力です。

そのためには、苦言を呈してくれる存在を
「ありがたい存在」として大切にすることが重要です。