10分のプレゼン

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、ビジネス書を読んだ後に
「結局、何が書いてあったか覚えていない」
と思ったことはありませんか?

その結果、せっかく時間をかけて読んだのに
得た知識が日常や仕事で活用できず
なんとなく無駄だったと感じることがあったかもしれません。

ビジネス書を読んでいるとき、多くの人は内容に感銘を受け
「これはすごい!」と感じているはずなのに
記憶に残っていないのはなぜでしょうか?

実は、読み終えた直後から記憶は薄れ始め
数日後には「何が書いてあったか?」すら思い出せなくなります。

それは、読んだ内容を自分の中に
しっかりと落とし込む工夫が足りなかったからです。

そこでおすすめなのは「10分のプレゼン」です。
これは、読書後に「その本の内容を10分間で人に説明する」
という前提で読む方法です。

そのための具体的な方法をお伝えします。

① 目的を明確にする

読む前に「この本から何を学びたいのか」を明確にします。
たとえば、「セールストークの改善方法を知りたい」など
具体的なテーマを設定します。

② 重要ポイントを抜き出す

読書中に「これは伝えたい」と思うポイントをメモします。
多すぎると整理しきれないので、3つ程度に絞るのがコツです。

③ 自分の言葉でまとめる

メモを基に、10分間で説明できる内容を自分の言葉で組み立てます。
これにより、インプットした情報がアウトプットの形で定着します。

人に伝えることを想定して情報を整理すると
より深い理解が得られ、実際の業務で使える知識になります。

「10分のプレゼン」は、ビジネス書を
実践的なセールススキルに変える強力な手法です。

これからの読書は、「学ぶ」だけでなく
「活かす」を目指しましょう。
そのための一歩として
10分のプレゼンをぜひ取り入れてみてください。