運だと思って丁度良い

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスは、常に成長し続けることが求められる厳しい世界です。
目標を達成しても、次の目標が待っています。
しかし、だからこそ、成功体験に固執せず
常に謙虚な姿勢で成長を続けることが重要なのです。

この謙虚な姿勢と成功体験の両立が言葉では簡単ですけど
なかなか難しいのです。

成功体験は自信を生みます。
謙虚さは私はまだまだです。
というように気持ちとして相反するのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、ある程度は「運」だと考えておくことです。

例えば、ある案件の成約に成功したとしましょう。
その要因は、顧客との良好な関係性、綿密な提案内容
タイミングの運など、様々な要素が複雑に絡み合っているはずです。

そこで大切なのは、これらの要素を分析し
再現可能な法則を見つけることです。
「なぜ成約できたのか?」を深く掘り下げるのです。
これがあなたのスキルに繋がります。

再現可能な法則がないことには
あなたは成長に繋がりません。
ですから、まずここまでは必ず必要です。
ここまでが成功体験のことです。

ここからが謙虚さのことです。
ここからは気持ちを入れ替えます。
「あの時、運が良かった」と考えることで
再現可能ではない要素が含まれます。

この考えを残しておくことで
自分はまだまだ成長する余地があることを認識するのです。

この考えを持っておかないと
「私はめちゃくちゃ売れますから!」
と自信過剰なまま成長が止まった人になります。

大切なことなので繰り返します。
自信過剰が悪いといっているわけではありません。
成長が止まった人になることが危険なのです。

そのためには運だと思って丁度よいのです。
それが謙虚さと成長の気持ちを生み出すのです。

ぜひおためしください。