こんにちは。
毛利まさるです。
セールストークで重要なこと
それは「顧客の想像力」を刺激する言葉を使うことです。
例えば、多くの人が身体を鍛えるために
プロテインを飲んでいます。
しかし、プロテインを継続して飲むためには、二つの壁があります。
一つは味、そしてもう一つは飲みにくいことです。
この二つ目の「飲みにくさ」を解決するために
「溶けやすさ」をウリにしているプロテイン商品が多く存在します。
しかし、「溶ける」という言葉は
実は正確ではないのです。
溶けるとは、塩が水に溶けて塩水となるように
固形のものがなくなる状態を指します。
一方、プロテインは水と混ざり合うだけで
完全に溶けてしまうことはありません。
ですから、正確には「混ざっている」だけなのです。
しかし、「このプロテインは水や牛乳とよく混ざります」と伝えても
顧客は具体的にイメージできないですよね。
そこで、あえて「溶ける」という言葉を使っているのです。
「溶ける」という言葉は「混ざっている」よりも
顧客がより簡単にイメージできるからです。
このように、顧客の想像力を刺激する言葉を選ぶことで
より効果的なセールストークが可能になります。
具体的な例を挙げてみましょう。
「この化粧水は、肌にスーッと浸透します。」
「この洗剤は、油汚れをサッと落とします。」
「このシャツは、肌触りがサラサラで気持ちいいです。」
このように、五感に訴える言葉を使うことで
顧客は商品をより具体的にイメージし
購買意欲を高めることができます。
ぜひ「顧客の想像力」を意識して
セールストークに取り組んでみてください。