会社の本音と建前

こんにちは。
毛利まさるです。

会社には本音と建前が存在します。

会社の問題提起を遠慮なくしてくれ。
君たちの問題意識が会社を変えることができる。

このように上層部が言ってくれたので
思ったことをどんどんと正直に話していた。

すると何やら不穏な空気が流れ始めて
気が付けばその人は組織の輪を乱す人という
立ち位置になってしまった。

何やら漫画のような話ですけど
実はこれは会社ではよくあることです。

会社の上層部は今の状況をなんとか改善しようと必死です。
なぜならばそのさらに上の立場から
会社の改善を求められているからです。

しかし、だからといっていざ自分が変革する立場になると
言っていたことが豹変します。

なぜならば会社の変革をするには反発が伴います。
その反発を受け入れる覚悟と責任がないと
実行することはできません。

そのため、いざ自分の立場になった時に
急に保守的になる人がいるのです。

もちろんこれは全てではありません。
今の状況よりも悪化したら良くないという思いから
本当に変革してよいのかと急に不安になるのです。
ですから、保守的になるのも無理はありません。

おわかりでしょうか?

このように会社には本音と建前が存在するのです。

では、それを見抜くにはどうすれば良いのでしょうか?
それは普段からその人の発言をチェックすることです。
誰かが提言した時にどのような対応を取っているのか?
否定するだけではなく建設的な意見を述べているか?
一緒になって真剣に考えてくれているのか?
このように普段の行動と発言が一致していれば
それは本音です。

逆に普段の行動と発言が異なっていれば
それは建前なのです。

会社で生き抜くにはとても重要なことです。
ぜひ覚えておいてください。