なぜやる気だけでは成功しないのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

自己啓発本を読めばモチベーションをあげるために
会社にいれば従業員のモチベーションをあげるために
同僚と話していれば仕事のモチベーションがあがらない

どこでもモチベーションという言葉が使われています。

ちなみにモチベーションを日本語で表現すると
何という言葉になりますか?

おそらく「やる気」と答える人が多いのではないでしょうか?

モチベーションとは英語のmotiveを語源として
motiveとは動かすことを意味します。

つまりモチベーションとは動かすためのことであり
やる気の手前にあるものなのです。
ですから、やる気よりも動機づけと解釈した方が良いです。

ここであなたはやる気こそが大切だと思うかもしれません。

しかし、これはプラトンの魂の三分説で説明できます。

魂は「意志」「欲望」「理性」で成り立っております。

たとえば勉強するぞ!というのが「意志」であり
休みたいというのが「欲望」です。
それらをコントロールするのが「理性」なのです。

いくらよし勉強するぞ!とやる気を出しても
休みたいという欲望に負けてしまうのは
こういったことなのです。

ですから、「理性」を育てる必要があります。

理性とは客観的に判断することであり
なぜやらなければいけないのか?
さぼることによってどうなるのか?
を理解したうえで「意志」と「欲望」をコントロールするのです。

もうおわかりですよね。「やる気」だけでは不十分なのです。
ですから、モチベーションは「やる気」だけではなく
「動機づけ」という意味で使ってください。