こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは
「成功者のノウハウを取り入れれば自分も同じ結果を出せる」
と思ったことはありませんか?
しかし、努力して学び、実行したものの
期待通りの成果を得られなかったと感じたこともあるかもしれません。
そこで今回はなぜノウハウを活かせないのかについて紹介します。
ノウハウとは、具体的に
「どうやってその成果を出したか?」
を指すことが一般的です。
うまくいくやり方を学べばうまくいく
まるで料理のレシピのように再現できると思われがちです。
しかし、現実はそう簡単ではありません。
例えば、私は学生時代に成績優秀な友人に
「どうやって勉強しているの?」
と尋ねたことがあります。
その回答は「教科書を何度も読むだけだよ」でした。
いざそれを自分でもマネしてみたものの
同じような高成績を得られなかったのです。
それは、友人が「天才肌」であり
文章を数回か読むだけで理解し記憶に残せるという
理解力と記憶力を持っていたからです。
私自身がそうであったように凡人にとっては、ただ教科書を読むだけでは
知識の定着には至らず、やはり問題を解く
要点を書き出すなど、別の学習方法が必要となる場合もあります。
このように、資格試験の勉強や
セールスの手法などにおいても
「マネできないノウハウ」が存在します。
特に「天才肌」と呼ばれる人々の仕事術には
他人には再現できない部分が多く含まれています。
例えば、セールスの世界では「直感力」や
「状況判断の鋭さ」を持つ人がいます。
彼らは一見すると特別な準備や勉強をしているわけではなく
その場の流れで成果を上げているように見えます。
しかし、そのノウハウをそのまま真似したところで
同じ結果を出すことは困難です。
なぜならば、その人は「場を読む力」が並外れており
他人には理解しづらい天才的な感覚で行動しているからです。
凡人にとっては、地道な準備や反復練習、詳細な計画が必要なのです。
世の中には「マネできないノウハウ」が存在し
それをそのまま実行することは成功への近道ではありません。
天才肌の人のノウハウにばかり頼るのではなく
自分自身に合った立場の方でうまくいっている人のやり方を見つけ
日々の業務に活かしていくことが大切です。