根拠のない自信は失敗のもと

こんにちは。
毛利まさるです。

仕事のできる人からのアドバイス
自己啓発本に書かれていること
セミナー講師がよく言うセリフ

これらの共通点に
「根拠のない自信を持つこと」
があげられます。

この記事を読まれている勉強熱心なあなたならば
耳にタコができるほど聴いたことがあるでしょう。

過激な表現をする方だと
こんなことまで言っています。

本など読むな!理屈のないバカが最強だ!
自信過剰こそが最強だ!

では、そのアドバイス通り
根拠の無い自信を持って
あなたは今まで上手くいきましたか?

仮に上手くいかなかった時に
言われる言葉は決まっています。

もっと自信を持ちなさい。
自信が足りないのです。

まるで悪徳商法のような手口です。

これで本当に上手くいくのでしょうか?

結論から申し上げるとうまくいきません。

なぜかというと
自分を過大評価しすぎて自分の能力を見誤ってしまうからです。

これはダニング・クルーガー効果と言われています。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9D%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C

では、根拠のない自信ではなく
どうすれば良いのか?

それは「自分なりの理屈」をつくることです。

たとえばトップセールスになりたいのであれば
「私はトップセールスなんだ!」
と叫んで根拠のない自信を持つのではなく

トップセールスになるためには
商談の回数を増やす必要がある。
商談の回数を増やすためにはアポを増やす必要がある。
アポを増やすにはトークを習得する必要がある。
だからまずはトークを練習しよう。

と日々の行動につながる理屈をつくることです。

それが行動に繋がり
しいては理想の自分に近づくことができるのです。

いくら「私はトップセールスだ!」
と叫んだところで手に入るのは枯れた喉だけですよ。