相手に話を聞いてもらうためのコツ

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスやプレゼンテーションでは
まず相手に耳を傾けてもらう必要があります。

中には積極的な人もいるでしょう。

教えてください!
勉強させてください!

とこのように意気込んでいる人は
最初から聴講する体制があり積極的に質問をしてきます。

しかしながら多くの場合は
そもそも聴講する体制までに壁があるのです。

では、ここで話を聞く人の立場になって考えてみましょう。

今から何を話すんだ?
この時間ってなんなんだ?
面倒だけどまぁ話だけでも聞いてみるか。

多くの場合このような感じです。

ですから、あなたがしなければいけないことは
なぜ話をするのか?
今から話す内容は何なのか?
このようなことを伝える必要があるのです。

その際にぜひ注力すると良いものがあります。

それは漫才の導入部分です。

話に引き込む漫才師は日常のちょっとした悩みから入ります。

たとえば結婚式に招待されて
スピーチをしなければいけない事になってしまった。
どうすれば良いかわからなくて困っていると相方に相談する。
そこで相方は助けてあげるために
今ちょっとこの場でやってみよう。
といった導入です。

このように普段は意識していないけど
そういえばと思える内容を相方に問いかけると同時に
視聴者にも問いかけます。

そこで視聴者は
「そういえばそんなこともあるな」
とちょっとした納得をするのです。

たとえ小さくてもこの納得があるからこそ
聴講する体制ができあがるのです。

これはセールスでもプレゼンテーションでも全く一緒です。
今から話すことを端的に伝え
相手にちょっとした納得をさせる必要があるのです。

導入部分としてとても大切なことですので
ぜひおためしください。