ゴミ処理の映像を観ながらご飯を食べる

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですがあなたに質問です。

あなたはゴミ処理の映像を観ながらご飯を食べることはできますか?
他にもトイレの映像を観ながらカレーを食べることはできますか?

本来ならば目の前にある食事と
モニターに映っている映像は全く別物です。
臭いはモニター越しには伝わりません。

ですから、あなたの目の前にある食事こそが現実であり
モニターは現実とは関係がないとも言えます。

にも関わらず、食事をしにくくなることがあります。

それは、映像を現実として受け止めてしまい
周りの出来事を全て同一に捉えてしまっているからです。

映像は映像、食事は食事と
分別して捉えることができれば
映像の影響を受けることなく食事ができるのです。

このことはセールスでとても役に立ちます。

たとえばセールスでお客さんに断られて
ショックを受ける人がいます

このショックの受け方がセールスのスキル不足に
対してショックを受けるのでしたら問題ありません。

問題なのは自分自身の存在を否定されたかのように
受け取ることです。

考えてみてください。
お客さんが商品を断ったからと言って
それは商品を断っただけです。
あなたという人間を断ったのではありません。

大切なことなので繰り返します。

セールスで断られたからと言って
それはあなたの存在を否定しているわけではありません。

冒頭で述べたように映像と食事を一緒に考えてしまう人は
多くの場合、セールスで断られることと
人として否定されることを一緒に考えて
落ち込んでしまいがちです。

安心してください。関係ありません。

そんな時は、ゴミ処理の映像を観ながらご飯を食べてみてください。
これが平気になるころにはセールスで断られることと
自分自身が否定されることを切り離して
捉えることができるようになりますよ。