こんにちは。
毛利まさるです。
「〇〇って高いよね。」
このように何かに対して価格が高いと
感じることがあると思います。
今回はこの値段が高いことについて
冷静になって考えてみましょう。
まずはインスタントラーメンを例に挙げます。
スーパーなどで売っている
インスタントラーメンは
多くは100円から200円ですよね。
それが富士山の登山道のお店に行くと
3倍以上の価格となるのです。
当然、標高が高くなればなるほど
値段も上がっていきます。
では、この値段は適切ではないのか?
そんなことはありません。
富士山の登山道まで持っていくこと
水の使用もガスなども限られた状態で
提供しているので適正な価格なのです。
だから、3倍以上の価値があるのです。
このように値段が高いことには理由があります。
そして、そのことは購入する人にとって
納得のいく理由があれば購入をするのです。
次にとあるパン屋の例にうつります。
そのパン屋は近隣のパン屋と比べて
2倍以上の価格となっています。
おしゃれな外観と新規オープンで
珍しさから最初はお客さんが入っていました。
しかし、ものの一か月で客足が途絶えたのです。
その理由は明確です。
2倍以上の価格である理由がわからないのです。
オープン当時に店長は
「北海道産のこだわり小麦を使って…」
といった話をしていました。
しかし、オープンしてから
お店の外観、お店に入ってからも
そのこだわりの小麦に関する情報は一切ありません。
「食べればわかる」というスタンスなのです。
しかし、残念ながら「食べればわかる」の前に
「買って食べてもらう」という行為が必要なのです。
もっと言うとリピート客も少ないので
「食べてもわからなかった」人がいるかもしません。
つまり購入する理由がわからないのです。
であるならば、
価格が2倍でも購入する理由を
お客さんに届ける必要があるのです。
なぜ北海道産の小麦にこだわっているのか?
どういったこだわりなのか?
この理由をお客さんが理解していれば
「だったらこれくらいの価格するよな」
と納得してもらるようになるのです。
価格が高いための理由を
明確に伝えるようにしましょう。