人のネタを肴にする人に、あなたの人生を預けてはいけない

こんにちは。
毛利まさるです。

他人の評価が会話の中心になっていないか

職場や飲み会で、誰かの名前が出るたびに、その人の欠点や弱点、足りない点を語る人がいます。
一見すると、その人は状況をよく見ていて、人物分析もできているように映るかもしれません。

あなたは、そんな会話にどこか居心地の悪さを感じながらも、「まあ、そういうものか」と受け流してきたのではないでしょうか?

しかし、少し立ち止まって考えてみてください。
その人は、人を評価することで、自分は理解力があり、問題点を見抜ける存在だというアピールをしているに過ぎません。

その結果、周囲よりも一段上に立った気分になり、一時的な安心感を得ているだけだったと思います。

人の悪口は、思考停止のサイン

なぜ、人のネタを肴にすることが問題なのでしょうか。
それは、人の評価に時間を使っている限り、自分の成長には一切つながらないからです。
他人の欠点を語るのは簡単です。努力も準備もいりません。

しかし、自分の課題と向き合うのはエネルギーが要りますし、正直しんどい。
ですので、多くの人は無意識のうちに「他人」を材料にして、自分の立ち位置を守ろうとするのです。

おわかりでしょうか?

これは性格の問題ではなく、思考の癖なのです。

その人は、あなたのことも語っている

人の悪口を言う人は、それが癖になっています。
特定の誰かだけを対象にしているわけではありません。
残念ながら、あなたの悪口も言っていることでしょう。

あなたがいない場で、あなたの成果や失敗、態度や発言が、同じように肴にされている可能性は十分にあります。
これは人間関係の恐怖を煽りたいわけではありません。
ただ、構造としてそうなっている、という話です。

人を下げることでしか自分の立ち位置を保てない人は、常にネタを必要としています。
ですので、距離が縮まったから安全、という話ではないのです。

成果が出ない時ほど、近づきやすい罠

成績が伸び悩んでいる時期は、不安や焦りが強くなります。
そんな時に、人の失敗談や欠点の話は、心を一瞬だけ軽くしてくれます。

「自分だけじゃない」と思えるからです。
しかし、ここに落とし穴があります。

他人を下げて安心しても、現実は一ミリも変わりません。
他人を下げて安心できるのは一時的な感情のため、結果にはつながらないのです。

逆に言うと、自分の人生を前に進めたい人は、人のネタを主食にはできないのです。

視点を変えた人から、抜けていく

本当に成長している人は、他人の評価よりも「自分は次に何を試すか」に意識を向けています。
誰かの欠点を見つける時間があるなら、仮説を立て、行動し、検証する。
このサイクルに集中している人は、自然と人の悪口が減っていきます。

それは人として立派だからではありません。
単純に、そちらの方が合理的で、成果につながると知っているからです。

あなたが向き合うべきは、他人ではない

もし今、周囲の会話が人の評価ばかりで疲れているなら、それはあなたの感覚が正常な証拠です。
あなたはもう、そのフェーズを卒業しつつあります。
他人を語っても未来は変わりません。

しかし、自分の行動を一つ変えれば、半年後の景色は確実に変わります。
ですので、視線を外に向けるのではなく、自分の足元に戻すことが大切なのです。

静かに距離を取り、自分の課題に集中する。

それだけで、周囲のノイズは驚くほど小さくなります。