未来を描ける人が、仕事を動かす“想像力×セールスメンタル”の使い方

こんにちは。
毛利まさるです。

未来はどうなって、どうしたいか?

「あの会議、何のためだったんだろう?」
「この提案、結局どこに向かってるんだろう?」

日々の仕事に追われる中で、ふとそんなモヤモヤを感じる瞬間はありませんか?

この“目的が見えない”感覚。これが積もると、やる気や集中力を少しずつ奪っていきます。
特に営業や企画の仕事は、“なんのためにやっているのか?”がぼやけると、足元がふらつきはじめます。

実は、こうした時にこそ問うべきなのが、

「未来はどうなって、どうしたいのか?」という問いなのです。

世の中はどこへ向かっているのか?

まずは大きな視点から考えてみましょう。

たとえば、これから高齢化が進んでいくのは誰の目にも明らかです。
そして、デジタル化も一層加速していく。
働き方は多様になり、「会社にいる=成果がある」時代ではなくなってきています。

これらの変化は、すべての業界・職種に少なからず影響を与えています。
今まで通用していたセールス手法が、急に響かなくなったとしたら、その背景には「世の中の価値観の変化」があるかもしれません。

つまり、自分たちが関わっている商品やサービスが、どんな未来を生きる人たちの役に立つのか?という視点が、
ますます必要になっているということです。

では、この会社はどこへ向かおうとしているのか?

次に、自分が所属している会社について考えてみましょう。

会社のビジョンや中期経営計画、トップの発言などから、
「何に注力しようとしているのか?」
「どんな社会課題を解決しようとしているのか?」を感じ取ることはできます。

たとえば、ある会社が「予防医療」に注力しようとしているとしたら、
営業の現場でも“今すぐ困っている人”ではなく“未来の健康をつくる人”をどう支援するか、というトークが求められてくるでしょう。

つまり、会社の向かう先を知ることで、自分の仕事の意味合いが変わってくるのです。

自分は、そこで何に役立てるのか?

そして最後に問いたいのが、「自分はその中で何を担えるのか?」という視点です。

ここで大切なのは、「役に立てる」とは“スキルの高さ”だけではないということです。

たとえば、あなたが「周囲を前向きにする雰囲気を持っている」のであれば、それは大きな価値です。

また、「複雑な話をかみ砕いて話すのが得意」なら、それも大きな武器です。

つまり、“未来に向かうこの会社で、自分は何を提供できるか?”という想像を働かせることで、
セールスメンタルの土台がグッと強くなるのです。

想像力はメンタルを守る防波堤になる

想像することで、自分の立ち位置を見失わなくなります。

想像することで、目の前の仕事にも意味が生まれます。

そして、想像することで、どんな困難にも「だからやる意味がある」と言えるようになるのです。