あなたの“こだわり”は武器になる。頑固と言われたときがチャンス

こんにちは。
毛利まさるです。

自分のこだわりを「ただの頑固」と言われてモヤモヤしたことはありませんか?

「それ、そんなにこだわらなくてもよくない?」「別にそこまで気にしなくていいじゃん」

こんな言葉を言われた経験、ありませんか?

あなたにとっては真剣に考えてきた“自分なりのこだわり”だったのに、それが軽くあしらわれてしまうと、正直つらいですよね。

しかし、ちょっと待ってください。
その“こだわり”は、もしかするとあなたの武器になるかもしれないのです。

「こだわり」は信念のかけら

人には必ず、過去の経験や学びの積み重ねから「これは大切にしたい」という軸が生まれてきます。

たとえば「挨拶は必ず目を見てするべきだ」とか、「納期は1日早く提出するよう心がけている」とか。

それは、たとえ些細に見えてもあなたが**仕事をする上での“価値観”なのです。

その価値観を手放せないからこそ、「こだわり」として表れる。
つまりこだわりは、あなたが何かしらの信念を持っている証拠なのです。

だからこそ、軽視されると腹が立つし、悲しくもなるんですよね。

こだわりを言語化すると“違い”が“価値”に変わる

問題は、そのこだわりを説明できない時に「ただの頑固者」と見られてしまうことです。

でも、そこで終わってはいけません。大切なのは、そのこだわりを言語化すること。
なぜそれにこだわっているのか、どんな背景があって、何を守ろうとしているのか。

自分の中でちゃんと整理し、それを相手に伝えられるようになると、
「頑固な人」ではなく「信念を持っている人」「軸がある人」という見方をされるようになります。

このことはとても大事です。

たとえば、「メールの文末に“よろしくお願いいたします。
”ではなく“何卒よろしくお願いいたします。”と書くのが私のこだわりです」と言われると

「へぇ、細かいな」と思われるかもしれません。

しかし、「言葉の温度感が相手に与える印象に影響するので、丁寧な印象を保ちたいんです」と言えば、

納得されるし、その人の違いが価値に変わる瞬間になります。

周りと違っていい。むしろ違いがあるから意味がある。

こだわりがあると、どうしても周りとズレが生まれやすくなります。

しかし、そのズレこそがあなたの存在感であり、オリジナリティです。

みんなと同じではつまらない。
なぜならば、あなたはあなたであって、誰かのコピーではないんですから。

「違いを恐れるな。違いを語れる自分になれ」

それが、こだわりを“磨き”に変えていく第一歩です。

偉人の言葉が背中を押してくれる

スティーブ・ジョブズはこんな名言を残しています。

Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice.
「他人の意見の雑音に、自分の内なる声がかき消されないようにしなさい」

Steve Jobs

まさに今回のテーマにぴったりの言葉です。

誰かに否定されそうになったとき、その言葉を思い出してください。

あなたの“内なる声”、それがあなたの“こだわり”なのですから。

まとめ:こだわりを伝えられる人が、評価される人になる

こだわりはあなたの中にある美意識です。

それが強すぎて孤立することもあるかもしれません。

しかし、こだわりを言語化し、共有し、相手に理解してもらえるようになった時、

あなたの評価は一気に変わります。

だから遠慮せず、まずは「自分がなぜそこにこだわっているのか」を考えてみてください。

それがあなたにしかない思考の軸を築いてくれるはずです。