
こんにちは。
毛利まさるです。
「やろうと思ったのに、結局やらなかった…」
「何度も決意したのに、行動に移せない…」
そんな経験はありませんか?
多くの人が「決めたのに動けない」という壁にぶつかります。
しかし、行動できないのは意志の力が弱いからではありません。
本当の原因は「衝動に突き動かされる動機」が不足しているからです。
たとえば、「早起きを習慣にしよう」と決めたとします。
最初の数日は頑張れても、だんだんと布団の誘惑に負けてしまう。
なぜなら、「早起きしなければならない」という義務感だけでは、
衝動に突き動かされるほどの強い動機にはならないからです。
人は「本当に必要だ」と感じたときに行動します。
つまり、行動の原動力となる
「衝動に突き動かされる動機」がなければ、
どれだけ計画を立てても、実行に移せないのです。
では、どうすれば「衝動に突き動かされる動機」
を見つけられるのでしょうか?
そのために、次の2つの問いを自分に投げかけてみてください。
1,それをやらないと、どうなるのか?
「このまま何もしなかったら、未来はどうなるか?」
あえて最悪のシナリオを想像してみてください。
・早起きをしなかったら、毎朝バタバタして大事な時間を失う
・勉強しなかったら、チャンスが来たときに何もできない
・運動しなかったら、健康を損ない、病気のリスクが高まる
「現状を変えなければ、どんな未来が待っているのか」
これをリアルにイメージすると、行動せずにはいられなくなります。
2,それをやることで、どうなるのか?
逆に、「それをやったら、どんな未来が待っているのか?」
を想像してみましょう。
・早起きが習慣になれば、朝の時間を有効活用できる
・勉強を続ければ、新しいスキルが身につき、仕事の幅が広がる
・運動を習慣にすれば、エネルギッシュに動ける体を手に入れられる
「自分がなりたい未来」を具体的に描くことで、
行動したくなる衝動が生まれます。
そして最後に大切なことは、
「なりたい未来を具体的にイメージする」ことです。
たとえば、あなたが「英語を話せるようになりたい」と考えているなら、
ただ漠然と「英語ができたらいいな」と思うのではなく、
・海外出張でスムーズにプレゼンする自分
・外国人の友人と楽しく会話している自分
・旅行先で自由に現地の人とコミュニケーションをとる自分
こうした「リアルな未来像」を描くことが大切です。
イメージが鮮明になればなるほど、それに向かって動きたくなります。
「決めたのに動けない」という悩みを解決するには、
「衝動に突き動かされる動機」を見つけることが重要です。
1,「やらなかったらどうなるか?」を想像する
2,「やったらどうなるか?」をイメージする
そのうえで「なりたい未来を明確にする」
あなたの「衝動に突き動かされる動機」は何ですか?
それを明確にし、一歩を踏み出してみてください。