最善を尽くす

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、自分に与えられた環境に
不満を抱いたことはありませんか?

「なぜ自分だけこんな状況なのか」
「もっと良い環境だったらうまくいったのに」
そう感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

その結果、自分の可能性を狭めたり、
努力する意欲を失ったりしてしまったことも
あるかもしれません。

それは、人は環境に大きな影響を受けるからです。
しかし、歴史上の偉人たちは、
どんな環境においても「最善を尽くす」ことで、
成功を掴んでいます。

その中でも、豊臣秀吉公の生き方は
多くの示唆を与えてくれるのではないでしょうか。

豊臣秀吉公は、農民の子として生まれ、
やがて天下を取った人物です。

彼が若い頃にしていた仕事は、
馬の世話をする馬番や炭を扱う炭番など、
地味で目立たないものでした。

しかし、秀吉はどの仕事においても
他の人とは違う「目立つ行動」をとっていました。

その中でも一番有名なのは草履取りの話でしょう。
寒い冬のある日、織田信長公が外出しようとした時に
木下藤吉郎(豊臣秀吉)が信長公の前に出した草履。

その草履が暖かかったため、信長公は怒ったのです。
なぜならば、草履取りとして待っている間に
寒かったからお尻の下に草履をしていたに違いないと。

しかし、出された草履には土がついていなかったので
おそらく自分の懐で温めていたのだろうと
信長公が気が付いたという逸話です。

このエピソードの真意は不明です。
しかし、この話が末代まで伝わっているということは
秀吉公はそれだけ、一歩秀でた行動を取っていたということです。

その行動とは相手がどうすれば困らないか。
どうすればもっと役に立てるのか。

といったように与えられた環境で最善を尽くしていたということです。

あなたの日々で、たとえ思い通りにいかない環境にあっても、
その中で何ができるのかを考え行動を続けてください。

そうすることで状況は必ず好転します。

例えば、秀吉も最初から評価されたわけではありません。
しかし、どの仕事でも最善を尽くし続けたことで、
次第に人々の注目を集め、チャンスを得たのです。

ですので、どんな環境でも「最善を尽くす」姿勢が
成功への第一歩なのです。

太閤秀吉のように、与えられた状況で
全力を尽くすことが、未来を切り開く鍵となります。

どんな環境でも可能性を信じ、
最善を尽くす行動を始めてみましょう。
その先には、今まで見えなかった新しい世界が
広がっているはずです。