うまいプレゼンよりも伝わるプレゼン

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、「完璧なプレゼンをしよう」と思い、
資料を作り込み、言葉を選び抜いても、
肝心の相手には響かなかったことはありませんか?

その結果、自分では全力を尽くしたつもりなのに、
お客様や上司からの反応が薄く、
がっかりした経験があるかもしれません。

それは、「うまいプレゼン」に意識が向きすぎて、
「伝わるプレゼン」に必要な視点が
抜け落ちているからです。

ですので、プレゼンを成功させるには、
技術や形式よりも「相手に伝える」ことに
重きを置く必要があるのです。

本記事では、「伝わるプレゼン」を行うための
考え方と具体的な方法を解説します。

「うまいプレゼン」とは、形式的に整い、
論理的で流れるような進行が特徴です。

聞いている側から見ても、
「きれいにまとまっているな」と思わせる内容です。

しかし、聞き手が「納得」や「行動」に
つながらない場合があります。

その原因は、内容が「聞き手の視点」に
立っていないことにあります。

逆に言うと、「うまさ」だけを求めると、
聞き手の心には残らないプレゼンになり得ないのです。

「伝わるプレゼン」とは、
話し手の意図が正確に相手に届き、
行動や変化を促すものです。

これは、必ずしも完璧な構成や
美しい資料を必要としません。

セールスにおいて、プレゼンは単なる情報伝達ではなく、
聞き手の「意思決定」を促す場です。

例えば、新しい提案を採用してもらうためには、
商品の特徴だけでなく、
その商品が「聞き手にどんな利益をもたらすか」を
具体的に伝える必要があります。

それは、聞き手がプレゼンを通じて得られる
メリットを正しく理解しなければ、
行動に移す動機を持てないからです。

ですので、「伝わるプレゼン」を実践することで、
単なる説明ではなく、聞き手を動かす力を
持つことができるのです。

ですので、次回プレゼンを作るときは、
「聞き手にとって何が必要か」を
最優先に考えてみてください。

たとえ少し準備が大変でも、
聞き手が理解しやすいプレゼンをするための工夫は、
最終的に成果を生むための大きな力となります。

逆に言うと、「うまさ」を追求するだけでは、
聞き手に響かないプレゼンに終わり得ないのです。

「うまいプレゼン」ではなく、
「伝わるプレゼン」を目指すことで、
あなたのセールス力は大きく飛躍するはずです。