こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、「やる気が出ない」と感じたことはありませんか?
その結果、仕事や目の前のタスクに手がつかず
ただ時間だけが過ぎていく
そんな経験をしたことがあるかもしれません。
「やる気がでないから」
「やる気がおきないから」
だから仕方がない
であるから、逆に
「やる気があれば大丈夫」
と考えるかもしれません。
ですから、今回はやる気の正体について紹介します。
「やる気」というと多くの場合
「気持ちの高まり」や「一時的なテンション」をイメージします。
つまり、「やる気がでない」とは「気分がのらない」と同じ意味で
使われていることでしょう。
そもそも、仕事において必要なことは
気持ちでもなくテンションでもありません。
なんのためにやっているのかという理由があれば
気持ちもテンションも必要ありません。
それが「動機づけ」です。
そしてこれは「モチベーション」なのです。
多くの人が「モチベーション」という言葉を
「やる気」と訳します。
ですから、「モチベーション」は
「気持ちの高まり」や「一時的なテンション」
のことではないのです。
モチベーションは「動機付け」であり
何かを行動に移すための根本的な理由や目的のことを指します。
やる気が出ないと感じるのは
単にテンションが上がらないのではなく
動機付けがうまく働いていないからなのです。
モチベーションには「内発的動機付け」と
「外発的動機付け」の二つの種類があります。
内発的動機付けは
自分自身の内側から湧き上がる興味や好奇心
達成感に基づくものです。
例えば、セールスにおいて自分のスキルを高めたい
もっと多くの人に価値を提供したいという気持ちがこれに該当します。
これは、自分がその行動をしたいと思うからこそ
行動に移すものであり、長期的なモチベーションを
維持しやすい特徴があります。
一方、外発的動機付けは、外部からの報酬や評価に基づくものです。
例えば、ボーナスや昇進、他人からの称賛がこれに該当します。
外発的動機付けは、短期的には効果的かもしれませんが
持続力が欠けることが多いのです。
なぜなら、報酬がなくなれば
その行動を続ける理由もなくなってしまうからです。
では、内発的動機付けを強化するためには
具体的にどのような方法があるのでしょうか?
まず、自分が本当に「なぜこの仕事をしているのか」
を深く考えることが大切です。
自分のスキルを磨きたい
お客様に価値を提供したい
社会に貢献したいなど
自分がその仕事をする理由を明確にすることで
内発的なやる気が引き出されます。
やる気の正体は、単なる気持ちの高まりではなく
深い「動機付け」にあります。
気持ちやテンションに頼るのではなく
自分の中で明確な理由や目的を持つことで
持続的なモチベーションを保つことができるのです。