叱られなくなることの寂しさ

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは上司や先輩から叱られた経験がありますよね。

叱られることが辛くできるならば
叱られずに済みたいと考えたことがあることでしょう。
それは、人間ならば誰しもが感じる自然な感情です。

叱られるという経験は決して心地よいものではありません。

しかし、安心してください。
年齢を重ねるごとに叱られる機会が減っていくのです。

周りから指摘されることが少なくなっていると感じていませんか?

もちろんそれは、あなたが成長し
経験を積み重ねてきたからこそ
周囲からの信頼が増し細かい指摘が減ったからこそです。

だから、𠮟られないことは良いことだと考えてしまいます。

しかし、本当にそれだけでしょうか?

実際にはそれだけではなく
周りの人たちが「言ってもムダだ」と感じている可能性もあるのです。

つまり、年齢を重ねることで
他者からの指摘や叱責が減るのは
必ずしもその人が成長したからではなく
周囲が諦めてしまっているからかもしれません。

ですので、叱られることが減ったと感じたときは
自分自身を見つめ直す良い機会なのです。

「叱られているうちが花だ」
という言葉を耳にしたことがありますよね。

この言葉は、叱られることが決して悪いことではなく
むしろ大切なものであるという意味を持っています。

叱られることを嫌がるのではなく
感謝すべきだという考え方が生まれるのです。

それは、叱られるということが
周囲からの期待や関心の表れだからです。

ですので、叱られることがなくなったと感じたときは
むしろそれが危険信号であることを理解する必要があります。

例えば、トップセールスに上り詰めた人々の中には
叱ってくれる人がいなくなり
自己成長が難しくなることを恐れる人がいます。

その結果、外部のコンサルタントを雇い
あえて自分に厳しい指摘を受ける環境を作ることがあります。

それは、トップセールスであっても
叱られることが成長のために不可欠であると理解しているからです。

ですので、叱られることを避けるのではなく
むしろそれを求める姿勢が重要なのです。

セールスマインドを持つ上で
叱られることの重要性を理解することは非常に大切です。

あなたがセールスにおいて成功を収めるためには
常に自己改善を続ける必要があります。

そのためには、周囲からのフィードバック
特に厳しい指摘を受け入れることが重要です。

叱られることで、自分の弱点を知り
それを克服するための具体的な行動を取ることができます。

叱られることが減ったと感じたときこそ
もう一度自分を見つめ直してください。
それが成長のチャンスとなるのです。