こんにちは。
毛利まさるです。
突然ですが次の文章を声を出して読んでみてください。
私が発表した資料の件ですが
お客さんからの反応がイマイチだったのですが
田中さんはいかがでしたでしょうか?
実際に声を出してみて何か違和感を感じましたか?
先ほどの文章は「が」が多いのです。
勇者王ガオガイガー、もしくはゲッターロボの
オープニングソングくらい「が」が多いのです。
私がの「が」は主語
件ですがの「が」は順接
イマイチだったのですがの「が」は逆説
いかがでしたの「が」は単なる言葉の一部
このように先ほどの文章の中で使われている「が」は
全て違う意味なのです。
「が」はとても使いやすい言葉ですので
よく使われています。
だからこそ、「が」を使うと
つたわりにくくなってしまうのです。
同じ「が」なのに逆の意味に繋がることと
逆ではない意味につながること
この二種類あるのです。
特に辞めた方が良いのは順接の「が」です。
昨日の会議でお伝えした件ですが…
通常「が」を使うのは逆説
つまり逆の意味が次に来ると想像します。
しかし、ここで使っている「が」の次には
逆の意味は来ないのです。
おわかりですよね。
「が」はとても厄介なのです。
使うとわかりにくい文章になってしまうのです。
順接や逆説で「が」を使うことは
できるだけ控えましょう。