結論から述べよ もし桃太郎の物語を報告したら?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは会社で上司に報告するとき
結論から述べていますか?

もし、結論から述べていないなら
報告の内容うんぬんの前に
あなたは上司にイライラされたり、
報告が下手という烙印を押されているいるかもしれません。

ですが実は
サラリーマンのほどんとの人が
結論から述べることができていません。

ですので、
ただ単にあなたが
結論から述べるだけで

報告の内容の前で
あなたは、イライラされたり、
報告が下手という烙印をされることを
避ける事ができるのです。

なぜ結論から述べる必要があるかというと、
上司はおおむねあなたよりも忙しいのです。
もしかしたら忙しいフリをしているのかもしれませんが(笑)

ともあれ、上司があなたから報告を受けた際に
まず頭の中で考えることは、
「この報告は、良い内容なのか?悪い内容なのか?」
ということです。

その次に上司が考えることは
「自分が何をすれば良いのか?」
なのです。

つまり上司は結論がないと
あなたからの報告を聞きながら

単なる確認事項なのか?
相談なのか?
指示を仰ぎたいのか?

を考える必要があるのです。
これはいざ自分がその立場になると非常に疲れます。

なので、もしあなたが上司に対して
結論から述べずに報告をしていると
「で?結局何?」
と途中で言われてしまうでしょう。

では、なぜ結論から話す習慣がないのか?

それはなんでもかんでも
「起承転結」で結びつけてしまっているからです。


TVでも日本のお笑いも、
結論つまりオチを最後に言いますよね?

実はこれらに慣れてしまっているので
仕事でもこの通りに話してしまうのです。

報告の場では、もったいぶっている時間はありません。

「起承転結」ではなく、「結」です。
「結」から話してください。

例えば、桃太郎の物語を上司に報告するとき、
「むかし、むかし、あるところに…」
と話すのはビジネスでは間違いなのです。

仕事の場で「結」から話すとは
「桃太郎について告させていただきます。
 桃太郎の物語は、
 桃からうまれた桃太郎が鬼を退治する話です。」
からスタートです。

続けるとしたら
「ではどうやって鬼を退治したのかを続けて話します。
 それは、犬、サル、キジを連れて
 奇襲作戦をしたことが勝因です。」

「ここは私の推測になりますが、
 当初、鬼を退治するために、
 村人からともに戦える人を募る方法も考えましたが、
 鬼に襲われていることから恐怖心があり、
 この村の中で戦う人はいないと判断しました。」

「戦う人がいないとなると
 奇襲で一気に決めるしかないです。」

「そのため、
 私は偵察ができるキジ、
 敵を翻弄させるサル、
 敵を威嚇できる犬をつれて
 夜に鬼ヶ島に上陸する作戦を決行したのです。」

といったところです。

「結」から話すことで、
話しの流れを端的に理解できたと思います。
さらには、自分の意見も含まれているので
報告だけする人とは違って優秀っぽい雰囲気も出ます。

あなたもこのように
昔話を一言で話す練習をしてみてください。