今の時間で何を得たいのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

情報収集や勉強のつもりで
気が付けばネットの記事や動画を延々と見続けていた
という経験はないでしょうか?

最初は仕事に役立つ知識を得ようとしていたはずが
気が付けば関連動画をクリックし続け
仕事とは関係のない話題に時間を費やしてしまう。

あるいは、SNSで業界の最新情報をチェックするつもりが
気が付けば知人の投稿やエンタメニュースを
追いかけてしまっている。

このような状況は、情報収集のはずが単なる暇つぶしに変わり
貴重な時間を無駄にしてしまう典型例です。

この問題を防ぐためには
情報収集をする前に
「今この時間で得たいことは何なのか?」
と自分に問いかけることが重要です。

具体的に、今の自分の課題や解決すべきことに対して
必要な情報は何かを明確にしてから
検索を始めるようにしましょう。

そして、検索を始める前に
「この時間を経過した後、自分はどのような状態になっていたいのか?」
という視点を持つことで、目的から逸れにくくなります。

例えば、営業の仕事をしている人が
「顧客との交渉力を高める方法」を調べるのであれば
「今の自分の交渉における課題は何か?」を考え
それに関連する情報だけを集めるようにします。

検索を始める際に
「今日は30分でこのテーマに関する有益な情報を3つ見つける」
といった具体的な目標を決めることで
無駄な情報に流されるリスクを減らすことができます。

また、情報を収集した後は
「この情報をどのように活用するのか?」
を必ず意識しましょう。

たとえば、仕事に役立つ内容を学んだら
それを実際の業務でどう使うのか考える。

学んだことをメモにまとめ
次の会議やプレゼンで活かす方法を考える。

こうすることで、情報が単なる知識の蓄積に終わらず
実際の仕事に活かされることになります。

一方で、情報収集の効率を上げるためには
信頼できる情報源を選ぶことも大切です。

信頼性の低いサイトや動画ばかりを見ていては
必要な情報にたどり着くまでに
無駄な時間を費やすことになります。

あらかじめ、自分が信頼できる情報源をリストアップし
そこから情報を得るようにすると
検索の無駄を省くことができます。

情報収集は仕事術の一つであり
適切に活用すれば大きな武器になります。

しかし、目的を持たずに情報を集め続けると
時間の浪費につながります。

自分が何を得たいのか、どのように活用するのかを意識し
必要な情報だけを効率よく収集する習慣をつけましょう。