
こんにちは。
毛利まさるです。
考える時間は、意外と奪われている
会社で仕事をしていると、「考える」という行為は意識的に確保しないとなかなか機会がないのではないでしょうか?
朝から晩まで、上から降ってくる指示、次々と届くメール、数字の進捗確認、会議資料の修正。
気づけば一日が終わり、「今日、自分は何を考えただろう」と振り返る余裕すらない。
あなたは、言われたことをこなすだけで精いっぱいだったのではないでしょうか?
その結果、自分なりに工夫しているつもりなのに、手応えがなく、不安だけが積み重なっていったのだと思います。
「考えろ」と言われた瞬間に固まる理由
上司から突然「そんなことは自分で考えてくれ」と言われたとき、頭が真っ白になった経験はありませんか。
考えていないわけではない。
しかし、いざ「考えを出せ」と言われると、何から手をつけていいのかわからない。
それは、単純に考える時間と負荷に慣れていないからです。
考えることは才能ではなく、筋力に近い
考えるという行為は、センスや才能だと思われがちであるものの、実際は筋力にとてもよく似ています。
筋トレをしていない人が腕立て伏せを数回やっただけで疲れてしまうように、考える習慣がない状態で深く考えようとすると、すぐに消耗してしまうのです。
考えて疲れてしまうのは、根性が足りないからではありません。
考える筋力が、まだ鍛えきれていないだけなのです。
なぜ営業は「考える筋力」が弱くなりやすいのか
営業の仕事は行動量が評価されやすく、短期的な数字に追われやすい。
そのため、考える時間よりも「とにかく動くこと」が優先されがちです。
しかし、動いても動いても成果が変わらないとき、人は焦ります。
焦るほど、さらに行動量を増やし、考える余白を削ってしまう。
しかし、それでは構造は何も変わりません。
行動しても行動しても同じ結果になるのは、考え方が変わっていないためです。
小さく考える習慣を積み重ねる
いきなり深く考える計画を立てる必要はありません。
「今日の商談で、もっと改善できるところは何だったか」
「より良いトークがあるとしたら何か」
この程度で十分です。
完璧な答えが出なくても、考えるため、考える時間を取る。
これを毎日繰り返すことが、筋トレと同じ意味を持ちます。
考えてもすぐ成果が出ない不安
考える習慣を始めても、すぐに数字が上がるとは限りません。
考えても成果が出ないため、「意味がないのでは」と感じることもあるでしょう。
しかし、考える筋力は裏切りません。
今日の一回の思考は小さくても、半年後、一年後に効いてきます。
逆に言うと、考えることを避け続けたまま、成長する営業になりえないのです。
忙しい毎日の中で、考える時間を確保するのは簡単ではありません。
しかし、考える時間を削って行動しても、未来は変わりません。
ですので、まずは一日五分でいいのです。
考えてもすぐ答えが出ないため、不安になったとしても、それは前に進んでいる証拠です。
今日、ほんの少し立ち止まり、考える時間を取ってみてください。
それが、遠回りに見えて、最短距離になるのです。





