こんにちは。
毛利まさるです。
仕事が回ってくる人が得すること
「仕事ができる人のところには、なぜか次々と仕事が集まってくる。」
これは昔からよく言われていることです。
もしかすると、あなたもそう感じたことがあるかもしれません。
周りを見てみると、いつも忙しそうにしている人がいますよね。
しかし、それは単なる「忙しい人」ではなく、「信頼されている人」でもあります。
実は、仕事が回ってくるという現象には、明確な理由があるのです。
なぜあなたに仕事が回ってくるのか？
まず考えるべきは、「なぜ自分に仕事が回ってくるのか」ということです。
これは非常に大事な問いです。
単に「人手が足りないから」という消極的な理由で任される場合もありますし、「あなたにお願いすれば安心だから」という信頼の証としてのケースもあります。
ここを混同してはいけません。
もし前者であれば、あなたは一時的な“穴埋め要員”として扱われている可能性があります。
しかし後者であれば、それは「任せた方が成果が出る」と判断されているということ。
つまり、あなたの能力が評価されているのです。
ラフな時間に“理由”を探る
この違いを見極めるには、余裕のある時間、いわば“ラフな時間”に、少し冷静に考えてみることが重要です。
たとえば、一日の終わりに「今日、なぜこの仕事が自分に来たのか？」と振り返ってみてください。
すると、意外な傾向が見えてくることがあります。
「スピード感があるから任されたのか」
「丁寧に対応できるからお願いされたのか」
「他の人が避けるような案件にも前向きだから頼られたのか」
このようにして、自分に仕事が回ってくる理由を言語化できるようになると、それがそのまま“あなたの強み”になります。
仕事が回ってくる人ほど成長が早い理由
仕事が回ってくる人は、確かに大変です。
しかし、同時に成長のスピードも圧倒的に速いのです。
なぜなら、他の人よりも多くの経験値を得られるからです。
失敗も成功も、やってみなければ得られません。
そして、仕事をこなすうちに、判断の精度が高まり、信頼が積み上がっていきます。
つまり、仕事が回ってくることは“損”ではなく“得”なのです。
たとえ今は報酬や評価が追いついていなくても、その積み重ねは確実にあなたの“市場価値”を上げています。
与えられる前に、自ら取りに行く
さらに言えば、本当に成長していく人は、「仕事が回ってくるのを待たない人」です。
自ら「やらせてください」と手を挙げる人ほど、チャンスをつかみます。
周りが様子を見ている間に行動する。その姿勢が、次のチャンスを呼び込みます。
強みを認識することで、次のチャンスを掴む
自分がなぜ任されるのか。その理由を把握しておくと、自分の「武器」が明確になります。
それを自覚できれば、今後のキャリア選択においても自信を持って動けるようになります。
上司から「この仕事、お願いできる？」と言われた時も、ただ引き受けるのではなく、
「自分のどんな強みが買われたのか」を理解しながら対応すれば、仕事の質も高まります。
そして何より、仕事を通して信頼を得ていくうちに、次のチャンスは自然と訪れます。
チャンスは、準備をしている人の前にしか現れないのです。
仕事が回るのは“選ばれている証拠”
「仕事が回ってくる」というのは、決して偶然ではありません。
あなたが何かしらの理由で信頼され、選ばれているからこそ起こることです。
たとえ今は忙しくても、それは“信頼の証”であり、“成長の種”です。
そして、ラフな時間に自分への“依頼理由”を振り返ることで、次のステージに進むためのヒントが必ず見つかります。
あなたに回ってくる仕事には、あなたを成長させるメッセージが隠されているのです。
