数字だけ追わない人が強い!イメージで未来をつくる仕事術

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「数字や目標だけを追いかけてしまって、気づいたら本来の目的を見失っていた」という経験はありませんか?
たとえばダイエットで「ウエストを◯cmにする」とだけ決めると、その瞬間から食事制限に意識が集中してしまいます。
体重計の数字だけに一喜一憂して、やがて無理な減量で筋肉まで落としてしまう。
結果的には痩せにくい体質になり、目標を達成しても維持ができない。
これは仕事にもよく似ています。

ゴールは数字ではなく状態を描く

仕事術として大切なのは、単なる「数値目標」に終始しないことです。
もちろんKPIや数値の設定は欠かせません。
しかし、その数字の先にどんな状態を実現したいのかという「イメージ」を持つことが、成果を持続させる鍵になります。

冒頭のダイエットの例でいえば、「ウエストを◯cmにする」ではなく
「筋肉をつけ、引き締まった健康的な体を作る」と描けば、やるべき行動は自然と変わります。
食事だけでなく筋トレを取り入れる。多少体重は増えても体脂肪率が下がれば、それは成功だと理解できる。
数値に縛られるのではなく、数値の裏にある「理想の状態」を追うことが重要なのです。

仕事にも応用できる視点

これはダイエットだけでなく、仕事にもそのまま応用できます。
営業で「月に◯件の契約を取る」という数字を追うと、どうしても短期的な手段に走りがちになります。
しかし、その先に「お客さんに信頼されて長期的な関係を築く」というイメージを持てば、行動は変わります。
単なる数合わせではなく、顧客理解に時間をかける。
信頼を得て紹介につながり、結果的に数字は伸び続ける。
これが目標の先のイメージを描く力です。

「やめ時」を決めるためにも必要

もう一つの利点は「やめ時」を自分で決められることです。
人はオタク気質であればあるほど、ひとつのことに熱中しすぎて「沼」にはまります。

私自身もその傾向があり、だからこそ「ここまではやろう」というゴールを設定しています。
歩くだけでポイントが貯まるポイ活も、ただ続けるのではなく
「一定ポイントまで貯めたらやめる」と決めることで、生活がその活動に支配されるのを防げるのです。
仕事でも同じです。「今期はこの新規プロジェクトで信頼を得る」とイメージできれば、過剰にリソースを割かずに健全にやりきれる。