ゴールを決めるだけで仕事も人生も楽になるシンプルな仕事術

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは「これ面白い!」と思ったことに熱中しすぎて、気がつけばやめ時を見失ってしまった経験はありませんか?

動画配信サービスを見続けて夜更かししてしまう、ゲームをやめられずに時間が溶けていく、あるいは副業や趣味にのめり込みすぎて本業に支障をきたす。
そんな経験は誰にでもあると思います。

特にオタク気質な人ほど、ハマりだしたら止まらなくなりやすいものです。
私も例外ではなく、すぐに沼にはまるタイプです。
しかし、だからこそ自分をコントロールするための方法を考えました。
それが「ゴールを決める」というシンプルな仕事術です。

ゴールを決める意味

なぜゴールを決めることが大切なのでしょうか。

人は目的地が見えないと延々と走り続けてしまいます。
終わりを設定していないと、永遠に時間と労力を浪費することになります。
これは趣味や遊びだけではなく、仕事や勉強でも同じです。
いつまでに何をやるか、どこまでやれば一区切りとするかを明確にすることで、自分をコントロールすることが可能になります。

たとえば私が最近試している「歩くだけでポイントが貯まるポイ活」もそうです。
最初は楽しくて、毎日どこまでも歩き続けてしまいそうになりました。
しかし、無限にやり続ければ時間が奪われて本業や家庭生活に影響します。
そこで「今日は〇〇歩いたら終了」とゴールを決めました。
その結果、生活のリズムを乱さず、楽しみながら継続できるようになったのです。

ゴールを決めないと何が起こるか

ゴールを決めないまま取り組むと、物事はずるずると続きます。

気がつけば夜中の2時になっている、気づけば休日がまるごと潰れている。
これは単なる時間のロスではありません。
自分が何を大切にしたいかという優先順位を見失い、心身の疲労やストレスを溜めてしまう大きな要因になります。
特に仕事においては、「終わりを決めない会議」や「終わりを決めない資料作成」は典型的な生産性の低下を招く例です。
だからこそ「どこで終わりにするか」を意識的に設定することが重要なのです。

ゴール設定の実践的な工夫

ゴールを決めるといっても、大げさなものでなくて構いません。

「この仕事は午後5時までに一区切りつける」
「今日の勉強は英単語を50個やったら終了」
「ジムでは筋トレを30分だけやる」など、簡単な設定でよいのです。

大切なのは「無限に続けないこと」。
終わりを決めることで、自分に小さな達成感を与え、次の行動へと前向きに進めるのです。

このようにゴールを細かく決めておくと、自己管理が楽になり、結果的に習慣化しやすくなります。
人は「今日はやろうか休もうか」と迷うこと自体に多くのエネルギーを消耗します。
であるならば、やる範囲を決めて淡々と取り組む方が、心理的にずっと楽なのです。

仕事術としてのゴール設定

仕事術の観点からも、ゴール設定は非常に有効です。
タスクを細分化し、それぞれに小さなゴールを設けることで進捗が可視化され、達成感を積み重ねることができます。
さらに、メンバー間で共有できるゴールを設定することで、チーム全体の足並みを揃えることができる。
こうした積み重ねが大きな成果につながっていくのです。