
こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、飲み会の席で意気投合し、
「今度ぜひ一緒にやりましょう!」
「連絡しますね!」と盛り上がったものの、
結局その約束が実現しなかった経験はありませんか?
その場ではお互いにやる気満々だったのに、
翌日になると
「そういえば、何を話していたっけ?」
とぼんやりと思い出す程度になり、
結局なかったことになってしまう。
そんなことが続くと、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
特に営業の世界では、
こうした「飲み会での約束」が意外と
ビジネスのきっかけになることが多いです。
しかし、その場のノリだけで終わらせてしまうと、
せっかくの機会を自ら手放すことになります。
だからこそ、大切なのは
「その場の勢いに流されず、確実に約束を形にすること」です。
飲み会の席で交わされる約束が実現しない理由の一つは、
「その場の雰囲気」にあります。
楽しく会話が盛り上がる中で、
「一緒に何かやりましょう!」という言葉が飛び交います。
しかし、翌日になって冷静になると、
「本当に実現できるのだろうか?」という疑念や、
「また今度でいいか」という気の緩みが生まれ、
結局、具体的な行動に移らないまま終わってしまうのです。
また、人間の記憶は意外とあいまいであり、
飲み会の席で話した内容を翌日には
忘れてしまうことも少なくありません。
特にアルコールが入っていると、
会話の細かい部分は抜け落ちてしまいがちです。
「なんとなくいい話をした」という印象は残っていても、
肝心なポイントが思い出せないため、
行動に移すことが難しくなるのです。
飲み会での約束を実現させるために
最も大切なのは、「忘れないこと」です。
そのために有効なのが、「メモを取ること」です。
「飲み会でメモなんて取るのは失礼では?」
と思うかもしれません。
しかし、実際に仕事ができる人ほど、
飲み会の席でも重要な話をメモに残しています。
相手が話したアイデアや具体的なスケジュール感、
次のアクションなどを簡単にメモしておけば、
翌日以降にスムーズに話を進めることができます。
また、メモを取ることで、
自分だけでなく相手にも「本気度」が伝わります。
「この人はちゃんと覚えていて、
本当に実行するつもりなんだな」
と思わせることができれば、
相手もより真剣に約束を考えるようになります。
こうしたちょっとした意識の違いが、
「チャンスを掴める人」と
「いつまでも結果を出せない人」の違いを生むのです。
飲み会の勢いに流されず、確実に次につなげるために、
メモを取り、具体的なアクションを決める。
この習慣を身につけることで、
あなたのビジネスの成果は確実に変わっていくはずです。