
こんにちは。
毛利まさるです。
パソコンの調子が悪くなったとき、
多くの人が最初に試すのが「再起動」です。
動作が重くなったり、ソフトが突然フリーズしたりすると、
焦る気持ちが先に立ちがちですけど、
そんなときこそ落ち着いて再起動を試してみると、
驚くほどあっさりと問題が解決することがあります。
再起動することで、パソコン内で溜まった
仮想メモリの負荷がリセットされ、
正常な状態に戻るのです。
この「とりあえず再起動」は、
実は仕事でも非常に有効な考え方です。
特に、営業活動において壁にぶつかったときには、
この発想が役立ちます。
たとえば、商談が思うように進まないときや、
顧客とのコミュニケーションが行き詰まったとき。
何とかしなければと焦ってアプローチを重ねても、
状況が悪化するばかり…
そんな経験はありませんか?
こういうときこそ、パソコンの再起動のように
「ゼロベースで考え直す」ことが重要です。
商談がうまく進まないのであれば、
そもそも顧客が抱えている課題を正しく理解しているのか、
最初のヒアリングが十分だったのか、
提案内容が顧客の期待に合っているのか、
一度立ち止まって考えてみるのです。
これまでのやり方にこだわるのではなく、
「まったく新しい視点で再構築する」という意識を持つと、
意外な突破口が見つかることがあります。
セールスマインドを持つ人は、
目の前の問題に固執するのではなく、
柔軟に視点を変えて、最適な方法を模索するものです。
焦って無理に動き続けるより、一度立ち止まって
「とりあえず再起動」するほうが、
早く解決の糸口が見つかるかもしれません。
ですから、もし行き詰まったと感じたときには、
慌てる前に「とりあえず再起動」を心がけてみてください。
その冷静な判断が、問題解決への近道になるのです。