一見するとわかりにくいけど実は正しいこと

こんにちは。
毛利まさるです。

鉄が水に浮くと聞いて、
あなたはすぐにイメージできますか?

多くの人は、鉄は重いから沈むと考えます。
しかし、実際には大型タンカーのように、
何万トンもの鉄が海に浮いているのです。

たとえば、全長330m、30万トンもある
巨大な船、これは東京タワーと同じ長さです。
それだけの大きなものが浮かぶという事実は、
直感的には理解しがたいかもしれません。

けれど、「浮力」という原理を知れば、
それが正しいことだと理解できます。

これは、物理の話だけでなく、
セールスにもそのまま当てはまります。

一見すると納得しにくいこと、
感覚では理解しにくいことでも、
実は正しい、必要なことがあるのです。

そして、それを伝えられるのが知識と理屈です。

セールスの世界にも、直感では理解しにくいけど
実は正しいことがたくさんあります。

たとえばセールスの現場では、
お客様もまた「感覚」で判断しています。

「この商品、本当に価値があるの?」
「他社より高いけど、大丈夫なの?」
「なんとなく不安だけど、買うべき?」

この「なんとなく」という不安を、
知識と理屈で解決するのがセールスの仕事です。

たとえば、顧客が価格を気にしているなら、
「単なる価格の高さ」ではなく、
「投資対効果」を説明できます。

「この商品は一見高いですが、
 5年間のコスト削減効果を考えると、
 実は総コストが下がるんです。」

このように、理屈を交えて伝えることで、
顧客の直感的な不安を払拭できます。

感覚的に「違うかも?」と思われがちなことを、
論理的に「だから正しい」と説明できる力。

これこそが、
セールスのプロフェッショナルとしての強みなのです。

あなたも、知識と理屈を武器に、
感覚では伝わらない「本当に正しいこと」を
お客様に伝えていきましょう。