感情を細分化する

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはつい感情的になってしまい
後で後悔するという経験をしたことがあるのではないでしょうか。

例えば、仕事でのミスやプライベートな問題が重なり
気づいたら感情が爆発してしまった経験はありませんか?

その結果、後で
「なぜあの時、あんなに怒ってしまったのだろう」
と悔やんだことがあるかもしれません。

そのような後悔をしないために
感情を適切に理解し、コントロールすることが必要です。

そこで今回は、感情の仕組みを紹介します。

感情には、一次感情と二次感情という段階が
あることを知っているでしょうか?

一次感情とは、例えば不安や恐怖
困惑、悲しさ、寂しさ、つらさ、落胆など
ネガティブな感情が心に芽生えた初期段階の感情です。

これらの一次感情は、ストレスや心の負担が原因で発生し
私たちの心に不安定な状態をもたらします。

二次感情とは、一次感情が蓄積され
我慢の限界を超えたときに生じる感情の爆発です。
例えば、怒りや苛立ち、涙などがこれに当たります。
二次感情は、一次感情の結果として現れるものであり
感情のコントロールが難しくなる原因となります。

感情を適切にコントロールするためには
まず自分が感じている一次感情を自覚することが必要です。

「なぜ自分は今、こんなにも不安を感じているのだろう?」
「なぜこんなにも悲しいのだろう?」
といった問いかけを自分自身にすることで
感情の根本原因を探ることができます。

感情を細分化し、その起源を理解することは
セールスの場面でも大いに役立ちます。

例えば、お客さんからの厳しい指摘に対して
すぐに感情的になってしまうと、冷静な対応が難しくなります。

しかし、自分がなぜその指摘に対して不安や恐怖を感じているのか
一次感情を把握していれば、その感情をコントロールしやすくなります。

それだけではありません。
このことを習慣にしておくことで
相手の感情についても同様に一次感情を理解できるようになります。

感情を細分化して理解することは、セールスの成功に不可欠な要素です。

一次感情を自覚し、それがどのように二次感情に
繋がっているのかを理解することで
自分自身を冷静に保つことができるようになります。

感情を理解し、それを上手にコントロールすることで
セールスにおいてもプライベートにおいても
より良い結果を得ることができるはずです。

ぜひおためしください。