間違ったプラス思考

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスにおいて、ポジティブな姿勢は重要です。
成功するためには、自分を信じ、自分の強みを活かすことが必要です。
とよく言われます。

ポジティブシンキングが大切なんだ!
マイナスのことを考えてはダメだ!

このようにポジティブ思考を信じるがあまりに
少しでもマイナスのことが頭によぎってしまうことが
まるで悪のように言われることもあります。

ここで冷静になって考えてみましょう。

例えば、あなたがセールスにおいて
コミュニケーションが苦手だと感じているとします。

この場合、自分に
「私はコミュニケーションが得意だ」
と言い聞かせるとします。

はたして効果はあるでしょうか?

もし本当に効果があるとしたら
それだけでコミュニケーションが得意になっているでしょう。

ですからこの考えは効果がありません。

間違ったプラス思考は逆効果を招くことがあるのです。
例えば、自分の弱みを無視して
無理にポジティブな姿勢を保とうとすると
実際の問題に対処できず、結果的に失敗してしまうことがあります。

これは、セールスにおいて大きなリスクとなります。

ポジティブ思考とは
現実の問題に目を向けず、自分の弱みを見て見ぬふりを
することではありません。

大切なことは
自分を偽ることではなく、自分の弱みを理解し
それを改善する行動を取ることです。

たとえば先ほどの例だと
「私はコミュニケーションが苦手だが、これを改善するために努力しよう」
と考え、そのための行動をすることが大切なのです。

こうした行動を積み重ねることで
自己肯定感を高めつつ、実際の問題に対処することができます。

間違ったプラス思考に陥らないために
自分の弱みを受け入れ、それを改善するための行動を続けましょう。