言語化する力を鍛える

こんにちは。
毛利まさるです。

今回は言語化する力の重要性について紹介します。

言語化する力があれば、仕事をする上で非常に有利に働きます。
例えば、生成AIを使う際も具体的な指示ができるため
望む結果を得やすくなります。

上司への報告やプレゼンテーションにおいても
明確で簡潔な言葉を使うことで
相手に理解してもらいやすくなります。

さらに、セールスの場面では
お客さんが感じているもやもやを言葉で示してあげることで
信頼関係を築きやすくなります。

では、言語化する力を養うためには
どうすれば良いのでしょうか?

それは、日常的に相手の話を一言でまとめる練習をすることです。
具体的には、相手の話を要約することです。

相手が話した内容を一言で要約する練習をしましょう。
「それはつまり〇〇ということでしょうか?」
と確認することで、自分の理解を深めるとともに
相手の意図を正確に把握することができます。

この練習を繰り返すことで、言語化する力が自然と身につきます。

たとえばラーメン屋の話をしたとします。

「あそこのラーメンはパンチが足りなかったんだよな。」
「パンチが足りなかったというのは味が薄かったということ?」
「いや、味が薄いってわけじゃないんだよな。」
「味が薄いわけじゃないってことは、いわゆる醤油ベースの淡麗系で
 豚骨ベースじゃなかったってこと?」
「あぁ、確かに昔ながらの中華そばって感じだね。」
「なるほどね。パンチが足りないっていうのは
 昔ながらの醤油ベースの中華そばってことね。」

たったこれだけのやりとりで
パンチのないラーメンという想像がつきにくい言葉から
昔ながらの醤油ラーメンという想像つきやすい言葉になりました。

これが言語化です。

普段から一言で要約することを行うことで
セールスのプロとして言語化する力を磨いてください。