生理的にムリという言葉

こんにちは。
毛利まさるです。

なんとなく便利な言葉で使う言葉があります。

「生理的にムリ」
「感覚的に合わない」

あなたも使ってはいないでしょうか?

同僚と上司の悪口を言うときに
「感覚的に合わないんだよね」
とあなたが言ったとします。

そこで同僚も
「あぁ~、わかるわ~、自分もだよ。」

これで会話が成立してしまいます。

では、ここであなたに質問です。

感覚的にムリという感覚的とは何ですか?
生理的にムリという生理的とはなんですか?

この質問に答えることが
できないとしたら
ぜひ考えてみましょう。

あなたがなんとなく使っている言葉を
もう一歩踏み込んで言葉にするのです。

たとえばあなたが感覚的にムリと
思ったきっかけを思い出してみてください。
自分のやり方に対して
上司が頭ごなしに否定してきた時だな

それだからお前はダメなんだ!
とネチネチ説教をしてきた時だな

ということは上司に対して
感覚的にムリというのではなく
部下の言い分を聴いてくれないところだな。

このように踏み込んで考えていくことで
感覚的にムリといったもやっとした言葉から
具体的な言葉になるのです。

そうなると上司のことが嫌いだ!
から上司の部下の言い分を
聴いてくれないところが嫌だ!

と嫌いな部分が上司という人から
上司の行動に変化するのです。

そうするとあなたは「感覚的にムリ」といった
それこそ感覚で判断するのではなく
しっかりと言葉にすることで
具体的に嫌なことが明確にできるのです。

その結果としてもっと
あなたは冷静に判断することが
できるようになるのです。
ぜひおためしください。