否定と案はワンセット

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスをしていると厳しい状況に直面することがあります。
お客さんが悪い。時期が悪い。
運が悪い。環境が悪い。商品が悪い。

このようにグチを言いたくなることがあるでしょう。
そしてなぜダメだったのかを説明したくもなるのでしょう。

しかし、単に現状を否定するだけでは、何も解決しません。
重要なのは問題点の明確化と具体的な改善策の提示です。

そこで習慣にしてほしい考えがあります。
それは「否定と案はワンセット」という考えです。

例えば、「商品が悪い」という問題に対しては
セールス側ではセールス自体で商品をかえることはできません。

できることと言えば
商品開発部門に提案することと
現状の商品で良いところを見つけ出すことです。

一方、「否定と案」を組み合わせることで、
課題と解決策を明確にすることができます。

つまり、否定と案は表裏一体の関係であり
問題解決にはどちらも欠かせません。

多くの人は否定が得意です。
できない理由を述べたらいくらでも出すことができるでしょう。

問題はここからなのです。

ではどうすれば良いのか?

トップセールスは必ずここまで考えます。
否定した数だけ案を出すのです。

ですから、案をたくさん出すことができるのです。

否定と案はワンセットで考えて
問題解決につなげてください。