こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは上司からセールスなんて嫌われてからスタートだ。
嫌われても良いから行ってこい!
と言われたことはないでしょうか?
その一方で、そんな上司のアドバイスはひどい。
お客さんに嫌われても良いなんて失礼だ!
そんなひどいことを言う上司を信用してはいけません!
と言う逆のアドバイスをする人もいます。
あなたはどちらが正しいと思いますか?
状況により様々だとは思いますけど
この場合の上司は背中を押してあげるための
アドバイスだと思われます。
嫌われても良いから行ってこい。
というアドバイスは怖がるくらいなら
やった方が良いという比喩です。
お客さんに嫌われても良いというのは失礼だ。
というアドバイスをする人は
上司の言葉尻を取っただけです。
本質ではありません。
おわかりでしょうか?
世の中にはもっともらしいアドバイスをしながら
単に言葉尻だけをとらえて本質の解決を伝えない人がいるのです。
残念なことにこれはセールスのスキルが未熟な時は
このアドバイスが本当に有益なのかの判断がつきにくいのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは言葉の奥にある意味を考えることです。
たとえば上司は本当に嫌われて良いと思っているでしょうか?
組織の売上になるのでそんなはずはありません。
では、なぜ嫌われてもよいといったのでしょうか?
それは嫌われても良いくらいの覚悟を
持ってほしいという意味で言ったからです。
このように言葉の奥の意味を考えれば
その人の伝えたいことはわかるのです。
表面的な言葉だけを捉えて短絡的に判断するのはやめましょう。
せっかくのアドバイスを有益に活かすことができなくなります。