ミステリー・サスペンス映画の仕掛け

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはミステリーやサスペンスの映画や
漫画を観ることはありますか?

あらゆるところに伏線がちりばめられて
その伏線の謎がどんどんと解かれていくのは
観ていて気持ちが良いです。

これらは全てラストの真実に向けての
「仕掛け」とでも言えるでしょう。

実は、このミステリーやサスペンスの仕組みは
マジックも一緒なのです。

たとえば観客にトランプのカードを一枚覚えてもらいます。
そのカードを当てるマジックがあります。

ラストは観客が覚えたカードを
取り出すことです。

だからといってラストに仕掛けがあるかというと
そんなことはありません。

そんなことをしたらすぐにバレてしまいます。
ですから、仕掛けはマジックの途中にあるのです。

さらにこれは映画やマジックだけではありません。

セールスも一緒なのです。

クロージングになった瞬間
今までの流れを無視して
「どうですか!」
と提案してもその時点で
無理なものをひっくり返すことはできません。

なぜならばクロージングの前に
YESかNOかは決まっているのです。

あなたがクロージングで上手くいかない場合
その前段階をもう一度見直してみてください。