教科書では伝わらないこと

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは普段、博物館に行くことはありますか?

もし、あまりないというのでしたら
ぜひ今度の週末にでも行ってみてください。

ちなみに余談ですけど
全国の都道府県で静岡、愛知、京都だけ県立博物館がありません。
代わりに市立や府立の博物館が存在しています。

参照:https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/common/content/000149102.pdf

博物館に行くことで
教科書では伝わらないものがたくさんあります。

その一つは大きさです。

たとえば亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶の大きさは34cmです。
参照:https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=J38392

そして、埴輪 挂甲武人(はにわ けいこうぶじん)の大きさは130cmです。
参照:https://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=J36697

イメージが違いますよね。

本や教科書で学んでいると
実際の大きさは数字という文字で記載されています。
写真はあるものの、大きさを比較したものはありません。

ですから、写真でなんとなく見たことはあるから
知ってはいるものの大きさの記憶はありません。

横に並べたり、実際に観ないと記憶に残らないのです。

このように、本や教科書は断片的な情報となりますので
頭の中で情報を補正する必要があるのです。

一方で、実際に目で観た場合はそのようなことが必要ありません。

ですから、本や教科書で得る情報は
結局のところリアルな情報にはかなわないのです。

情報を得る際にはできるだけリアルに拘りましょう。