こんにちは。
毛利まさるです。
会社の中でビジネススクールを受講しているのに
全く活躍の場が与えられない人はいませんか?
「あの人は勉強熱心なんだけど…」
と言われてはいるものの
活躍の場が与えられない…
うちの会社は公平に人を評価していない
なんてことを感じるかもしれません。
では、実際にそうなのでしょうか?
本当に公平に人を判断していないのでしょうか?
実はビジネススクールを受講している人は
とある落とし穴に陥りがちです。
それは、知識がある方が偉いと思ってしまうことです。
ビジネススクールやビジネス本で勉強をしている人は
ビジネス用語をどんどんと吸収していきます。
するとビジネス用語を周りの人よりも知ることになるので
まるで自分が偉くなったかのように勘違いをするのです。
「うちの上司はこんな言葉も知らない」
「部長はもっと勉強するべきだ」
と上司のダメだしをするようになるのです。
もし、あなたがそのタイプになったら
とても危険です。
逆の立場になって考えてみてください。
実務経験がほとんどない新入社員が
ビジネス用語を連発して、理屈だけを述べてきたら
あなたはどう思いますか?
ビジネスや仕事の世界は
理屈だけでは通らないことがほとんどです。
教科書のような回答はいらないのです。
目の前の不確実な状況をどう判断するのかが
最も大切なのです。
知識や理論は単なるスパイスであり
考えるきっかけに過ぎないのです。
ですから、ビジネススクールやビジネス本で
学んだことはそのままの言葉で使うのではなく
あなたがわかりやすい言葉に置き換えて
会社の上層部に伝えることが大切なのです。
ビジネススクールの落とし穴に落ちないでくださいね。