『およげ!たいやきくん』のたいやきは幸せだったのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですが、あなたは『およげ!たいやきくん』の歌を
ご存じですか?

フジテレビの子供向けの番組『ひらけ!ポンキッキ』で
紹介されている歌です。

なんとなく最初のフレーズ
♪まいにち、まいにち、僕らは鉄板の~♪
は知っているけど全部は知らないとしたら
ぜひ調べて最後まで聞いてみてください。

カンタンにお伝えすると
たいやきやで生まれたたいやきくんは
店のおじさんとケンカして
海に逃げてしまいます。

海に逃げると本物の魚のように
泳ぎ毎日が楽しいことばかりです。

しかし、ある日釣り人に釣りあげられて
そのまま食べられてしまうのです。

この歌を聴いてさみしい歌
切ない歌、かわいそうな歌
とあなたは思うかもしれません。

はたしてそうでしょうか?

たいやきくんは最後はたいやきとして天寿を全うしました。
しかも、他のたいやきが知らなかった
大海原を経験した後にです。

これはたいやきとしては本望だったのではないでしょうか?

このように考えれると
この歌は幸せの歌として捉えることができます。

もしろんこれはあくまでも私の説なので
作詞家の真意とは異なるかもしれません。

ここで大切なのは
物事は色々な角度から見た方がよいということです。

最後の結末だけみると
食べられてしまった。
だからかわいそう。
となります。

しかし、そもそもこの主人公はたいやきです。
人間ではありません。

たいやきとして生まれたのに
賞味期限が切れて捨てられたり、
残飯として廃棄されたり
一口も食べられないで捨てられる。
これってたいやきとしては不幸ですよね。

そう考えると
私の考えのように最後はたいやきとして
一生を終えることができたという幸せを
あなたは理解できますよね?

このように物事の前提や
考え方、捉え方を変えると
目の前のことを今までとは違った視点で
みることができます。

あなたが上司や先輩から
「もっと広い視野でみろ!」
と言われたら『およげ!たいやきくん』のことを
思い出してみてください。

あなたは今よりもっと広い視野で
物事をみることができるようになりますよ。