金を出している方が偉いという間違い

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたの周りに飲食店で店員に対して
偉そうにする人はいませんか?

料理がなかなか来ない時
「遅いぞ!いつ料理が来るんだよ!」

いつまでもテーブルに皿があったら
「早くかたずけろよ!」

まるで独裁者にでもなったかのようです。

このように店員に対して
偉そうにする人がいうセリフは決まっています。

「金を出しているのはこっちなんだ!
 金を出している方が偉いんだ!」

個人の考えなのでとやかくいうつもりはありません。

しかし、セールスをする人にとって
この考えは危険です。

なぜ危険なのか?

それはお金と商品・サービスのバランスが
取れていないからです。

たとえばあなたが飲食店で頼んだ料理が
1,000円だったとします。

金を出している方が偉いと考えているだとしたら
1,000円を支払って
料理を頂くだけではなく
店員を奴隷のように扱える権利も
含まれていると思っているのです。

そんなものはメニューにないですよね?

だからその人は価格以上のことを行っているのです。

問題はここからです。

セールスをする時は立場が逆になります。

ということはセールスはお客に
奴隷のように扱われる人だと考えてしまうのです。

目の前のお客さんがたとえそんなことを
思っていなかったとしても
「お金を払っている方が偉い」
という自分の考えがそうさせるのです。

つまり、店員に対して偉そうにする人は
巡り巡って自分自身を苦しめているのです。

では、どうすれば良いのか?

カンタンです。
その逆をすれば良いだけです。

店員に対して人として
当たり前のように礼儀正しく接することです。

セールスは人が関わる仕事なのです。
ですから、人と接することを邪険にしてはいけないのです。