
こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは自分のことをどう思っていますか?
「自分ってどんな人だろう?」と立ち止まって考えたことはありませんか?
普段の生活ではあまり意識しないかもしれませんけど紙に書き出してみると意外に自分の特徴や価値観が浮かび上がってくるものです。
書いた内容こそ、まさに今のあなた自身を表しているのです。
そしてさらに「これからどんな人になりたいか?」を考えてみると、
その瞬間から未来の自分を形づくるプロセスが始まります。
言葉が自分を形づくる
アイデンティティは環境や他人から与えられるものではなく、自分の言葉と行動の積み重ねでつくられていきます。
たとえば「私は誰よりも挑戦する人です」と紙に書き、さらにそのフレーズを心の中で繰り返すとします。
挑戦から逃げたい場面に直面した時に「私は挑戦する人だ」と自分に言い聞かせれば、自然と一歩踏み出せる力が湧いてくるのです。
これは単なる自己暗示ではなく、言葉による自己定義が実際の行動を変えていくプロセスです。
書くこととつぶやくことの効果
自分のなりたい姿を紙に書くだけではなく、日常の中で繰り返し口にすることが大切です。
言葉は自分の中に刷り込まれていきます。
心でつぶやくことで意識が行動に影響を与え、行動が積み重なることで結果が生まれ、
その結果がまた自分のアイデンティティを強化していくのです。
つまり、書くこととつぶやくことをセットで行うことで、なりたい自分が現実になっていきます。
組織の中でのアイデンティティ
会社という組織に入ると、役割や肩書きが自分のアイデンティティを規定してしまうことがあります。
しかし、その枠に収まる必要はありません。
たとえば「私は誰よりも誠実に相手と向き合う人です」と定義すれば、その姿勢は組織を超えて自分自身の強みになります。
逆に組織に委ねすぎると、自分の存在意義が曖昧になり、何か問題が起きた時に責任逃れや言い訳につながってしまいます。
だからこそ、自分で自分を定義することが重要なのです。
アイデンティティを育てる習慣
毎日の中で少しずつ「自分はこういう人だ」とつぶやく習慣を持つことは、自分の生き方をデザインする行為です。
すぐに変化が起こるわけではないであるものの、
積み重ねることで周囲の人の目にも「この人は本当にそういう人だ」と映るようになります。
そして他人の評価がまた自分を強化してくれるという循環が生まれます。
小さなフレーズが未来をつくる種になるのです。





