名刺を受け取ってもらえるのは会社のおかげ|セールスメンタルで学ぶ謙虚さと感謝の仕事術

こんにちは。
毛利まさるです。

名刺を受け取ってもらえるのは会社のおかげ

あなたは商談の場で「今日はお時間をいただきありがとうございます」と頭を下げながら名刺を差し出す、
その瞬間を経験したことはありませんか?

営業活動をする上で、相手がこちらの名刺を受け取ってくれるというのは、当たり前のようで実はとても大きな意味を持っています。
なぜなら、そもそも名刺を受け取ってもらえるのは、あなた個人だけの力ではなく、背後にある会社の看板があるからなのです。

名刺は会社の信用を背負っている

セールスメンタルを語る上で欠かせないのは、自分の名刺を見つめ直すことです。

そこにはあなたの名前が書かれています。
しかし、それと同じくらい大きく会社名が印刷されていますよね。
相手があなたに会ってくれるのは、あなたが「〇〇株式会社の誰々さん」だからです。

つまり、名刺を受け取ってもらえるのは会社という存在のおかげなのです。
もし、全く無名の個人が突然訪問して「話を聞いてください」と言ったら、門前払いになる確率は非常に高いでしょう。

アポイントが成立する背景

アポイントを取るのは簡単なことではありません。
電話をかけても繋がらない、メールを送っても返事がない、そうした経験を誰もがしているはずです。

だからこそ、一度のアポイントが成立することの重みを理解する必要があります。
成功の背景には、会社が積み上げてきた歴史や業績、社会的な信用が存在しています。

あなたの背後にある組織の信頼が、あなたに会う理由を相手に与えているのです。

勘違いしやすい落とし穴

ここで注意すべきは「自分だから会ってくれている」と思い込みすぎることです。

もちろん、あなたの誠実さや人柄がプラスに働くこともあります。
しかし、その前提として「会社の一員だから」という土台があるのです。

これを忘れてしまうと、自分の力を過信し、謙虚さを失ってしまいます。
セールスにおける慢心は命取りです。

会社の看板をどう活かすか

大切なのは、会社のおかげで得られている信頼を自覚し、その看板をどう活かすかを考えることです。
看板があるからこそ商談の場が与えられ、その場でどう成果を出すかはあなた次第です。
会社という大きな器に守られていることを認識すれば、感謝の気持ちを持ちながら仕事に取り組めます。

そして、その感謝は言葉や態度として必ず相手に伝わります。
結果的に「この人と仕事がしたい」と思ってもらえる可能性が高まるのです。