自分との約束を守れる人は、どんな困難にも負けない

こんにちは。
毛利まさるです。

何度も「今日はもういいかな」と思ったことはありませんか?

「今日は疲れてるから」「忙しいからまた今度でいいか」
そんなふうに、自分で決めたことを後回しにした経験、誰しもあるのではないでしょうか。

たとえば、朝のストレッチをサボったり、英語の勉強を1日休んだり、
毎日書こうと決めた日記を「今日は眠いし」と飛ばしたり。

一度でもそんな日が続くと、自分への信頼って、ほんの少しずつ削れていくものなのです。
大げさに聞こえるかもしれませんけど、自分との約束を守ることは、あなたの人生の土台をつくる行為でもあるのです。

なぜ「自分との約束」がそんなに大切なのか?

たとえば誰かとの約束を破ったらどう思われるでしょうか。
「信用できない人」と感じられてしまう可能性がありますよね?

それと同じで、自分との約束を破るということは、
自分自身の中で「自分が一番信用できない存在」になってしまうということ。

これは怖いことです。

なぜなら、どんなに人に励まされても、どんなに素晴らしい目標があっても、最終的に自分を動かすのは「自分への信頼」だからです。

「自分はやるって決めたら、ちゃんとやる」
その経験の積み重ねが、どんな時でもあなたを支えてくれる。
自己啓発の核心はここにあります。

小さな約束を守ることから始めよう

別に大きな目標でなくてもいいんです。
まずは、「朝起きたら1杯の水を飲む」
「今日中に机の上を片付ける」
「寝る前に5分間だけ日記をつける」
といった小さなことで構いません。

それを毎日続ける。疲れていても、やりたくなくても「決めたからやる」。
この習慣が、あなたの中に「私は自分と約束を守る人間なんだ」という軸を作ってくれます。

そして、その軸は、どんな強風が吹いても倒れない、あなた自身の土台になるのです。

「未来の自分」を助ける行為

今、自分との約束を守ることが、数ヶ月後、数年後の自分を助けてくれる。
これは言い換えると、「未来への投資」でもあります。

たとえば、毎日10分でも英語を勉強すれば、1年後には3650分(=約60時間)の積み重ねになる。
筋トレも、読書も、仕事の準備も同じです。

今やるかやらないかが、未来のあなたの“困る”か“助かる”かを決める。
だったら、やっておいたほうがいいと思いませんか?

自分との約束を守れない日はどうすれば?

もちろん、どうしてもできない日だってあります。
体調を崩したり、突発的な仕事が入ったり、どうしても心が折れそうになる日もあるでしょう。

そんな時は、約束の“内容”ではなく“姿勢”を守るという意識に切り替えてください。
たとえば、本当は30分勉強する予定だったけど、どうしても無理なら「1分だけ音読してみる」など、形だけでもいいんです。

やめてしまうのではなく、“続けた”という実績をつくる。
これもまた、自己啓発においてとても重要な考え方なのです。