こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、自分の経験をうまく言葉にできなかったことはありませんか？
仕事やプライベートで得た学びを、人に伝えようとしたときに、
「なんとなくわかってはいるけれど、うまく説明できない」
と感じたことがあるかもしれません。
その結果、せっかくの貴重な経験が他の人に共有されず、
自身の成長にも十分に活かせないまま終わってしまったと思います。
それはなぜでしょうか？
それは「経験を言語化する力」が不足しているからです。
経験を言語化できなければ
それは単なる一時的な出来事として流れてしまい、
あなたの行動や知識をノウハウとして蓄積することができません。
逆に言語化できれば、経験を理論的に整理し、
同じ状況で同じような結果を再現することが可能になります。
つまり、言語化とは「経験を他者に伝えるだけでなく、自分自身を再定義し、
今後の行動を最適化するための重要なプロセス」なのです。
ですので、日々の出来事を「ただ経験する」のではなく、
それを「言葉に変換する」ことを意識しましょう。
たとえば、プロジェクトで予期しないトラブルが起こったとき、
それをどのように乗り越えたのかを丁寧に言葉で表現してみるのです。
最初は難しいかもしれませんが、繰り返すことで徐々に習慣になり、
やがてそれが「自分の知識」として体系化されていくでしょう。
そして、あなたの経験から生まれたノウハウは
他の人が本や動画から得た知識とは異なります。
なぜなら、あなたが「実際に経験した」ことだからです。
実体験を通じて得た知見は、単なる理論上の知識よりも深い説得力を持ち、
他者に伝えたときも納得感を与えることができるのです。
逆に言うと、経験を言語化できない場合
その経験は単なる「記憶」に留まってしまい、
行動の改善や他者への指導には活用されにくくなります。
どんなに素晴らしい体験をしても、それが自分の中で整理され、
言葉として表現されなければ、あなたの成長には十分に活かされないのです。
経験を言語化することは、自分自身を理解し
未来を切り拓くための大きな一歩です。
日々の出来事をただ体験するのではなく
しっかりと言葉にして残していくことで、
あなたの成長をさらに加速させることができるのです。
