質疑応答集が使えない

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、営業や商談の際に「質疑応答集」を丸暗記し
完璧に答えられるように準備したことがありますか?

その結果、「これでどんな質問にも対応できる」
と安心感を持って商談に臨んだことがあるかもしれません。

しかし、実際の現場では、思ったように
その質疑応答集が役に立たなかった経験を
したことがあるのではないでしょうか。

それは、「質疑応答集」というものが
商談の流れを無視した形式的なものだからです。

ですので、質疑応答集を丸暗記するだけでは
現場で活用できないことが多いのです。

質疑応答集を使う際のイメージとして
料理における包丁の使い方を考えてみましょう。

包丁の切り方で考えてみましょう。
どんな料理を作るのかを考えずに
包丁の切り方だけを練習しても実際の料理の時に

あれ?どうやって使い分けるんだっけ?

と迷ってしまい、役に立たないですよね。

おでんの具材や漬物などに用いる時は輪切り
煮物料理や漬物、カレーなどを作る時は半月切り
野菜炒めの時は短冊切り
これらも野菜によって異なります。

実際に、野菜を使って、料理をイメージするからこそ
実践的な包丁の切り方を学ぶことができるのです。

質疑応答もこれと一緒です。
質疑応答集はあくまで参考資料であり
現場での活用には流れを把握し、臨機応変に対応する力が必要なのです。

ぜひおためしください。