味がいまいちなものはチャンス

こんにちは。
毛利まさるです。

味がいまいちなものに、立ち止まる瞬間

スーパーのお弁当やインスタント食品を家で食べてみて、思っていたより味が物足りないと感じることがあります。

パッケージは魅力的で、写真もおいしそうなのに、実際に口にすると「少し違うな」と思う。
そのとき、多くの場合は「おいしくない」と片づけて終わります。

しかし、ここには見逃しやすいヒントがあります。
その判断が生まれたということは、自分の中に「こういう味のはず」というイメージが、すでにあったということです。

期待と現実のあいだに、何かしらの差があったのです。

ギャップは、感覚ではなく構造で見える

では、その差は何だったのでしょうか。
塩味が足りなかったのか、
香りが弱かったのか、
あるいは温度や食感かもしれません。

人は「良し悪し」を感情で判断するであるものの、ズレの原因は必ず構造として存在します。

もし、調味料を少し足してみたらどうなるか。
温め直したら印象は変わるのか。

すぐに理想に近づかないこともあります。
それでも、何を足すと変化するのかは見えてきます。

おわかりでしょうか?
「イマイチ」という感覚は、失敗ではなく、観察の入口なのです。

この構造は、仕事でも同じ形をしている

仕事で結果が出ないときも、構図はよく似ています。
期待していた反応が返ってこない。
評価が思ったほど伸びない。

そのとき、全体を否定してしまうと、何も残りません。

しかし、「理想としていた状態」と「現実に起きている状態」を分けて眺めてみる。

そのあいだにある要素を、一つずつ切り出してみる。
ズレの正体を見ないまま、次に進もうとすると、同じ感覚が繰り返されるだけになります。

今日からできる、静かな整理

大きく変える必要はありません。

まずは一つ、
「自分は何を期待していたのか」
「実際は何が起きているのか」
この二つを書き分けてみるだけでいい。

足りないものを責める必要はありません。
足せば変わる可能性があるものを、そっと見つけるだけです。

味がいまいちなものは、チャンス。
それは、理想と現実の距離を測れる瞬間だからです。
無理に結論を出さなくてもかまいません。

ただ一つ、次に何を少しだけ試してみるか。
その方向が、静かに見えてくれば十分です。

あなたの歩みは、もう止まっていません。

整理できる視点が、いま手の中にあるだけなのです。