
こんにちは。
毛利まさるです。
不安を抱えるのは自然なこと
あなたは自分の将来に不安を感じたことはありますか?
おそらく誰しも一度は経験しているでしょう。
友達とお酒を飲んで憂さ晴らしをする。趣味に没頭して気分転換をする。
これらは一時的に不安を忘れさせてくれる素晴らしい手段です。
であるものの、残念ながら根本的な解決にはつながりません。
気分転換はあくまで「休憩」であって、「治療」ではないのです。
不安を解消する本質的な方法
では、不安を根本から解消するにはどうすればよいのでしょうか。
その答えは「自分の将来にベットし続けること」です。
ギャンブルのベットとは違い、ここでいうベットとは「自分の未来に投資し続ける姿勢」のことを意味します。
今の会社で生き抜くならば社長は何を求めているのか?会社はどこに向かっているのか?
さらに視野を広げれば世の中全体ではどんな人材が必要とされているのか?
こうした問いを常に自分に投げかけることです。
そのうえで、では今から自分は何を身につけておけばよいのか、どんな行動を積み重ねていくべきかを考え、少しずつ実行していくことです。
種を植えるという発想
この姿勢を具体的にたとえるならば、未来に向かって種を植え続けることです。
資格を取る勉強を始める。新しい技術に触れてみる。
人とのつながりを広げる。どれもすぐに成果が出るわけではありません。
もしかしたら、植えた種の多くは芽が出ないまま終わるかもしれません。
ですけど、種を植えなければ実りは絶対にありません。
だからこそ、不安をなくすためには「種を植える」という行動を続けることが何よりも重要なのです。
ベットし続けることの効果
自分の未来にベットし続けると、不安そのものの捉え方が変わってきます。
たとえば、今の仕事が思うようにいかなくても「これは将来の肥料だ」と考えられるようになります。
実際に一つの経験が無駄に見えても、数年後に別の場面で活きることは珍しくありません。
その瞬間に「あの時やっておいて良かった」と思えることがあるのです。
つまり、不安に押しつぶされそうになったときこそ、自分にこう言い聞かせてください。
「これは未来にベットするチャンスだ」と。
ここで参考にしたいのは、ピーター・ドラッカーの言葉です。
Peter Drucker.
The best way to predict your future is to create it.
「未来を予測する最良の方法は、それを創り出すことである」
不安を解消する近道はありません。
けれども、自分の将来に種を植え続け、ベットをし続けることが唯一の根本治療になります。
短期的な不安解消だけでなく、未来の安心感を自らつくり出す。
これが本当の意味での仕事術なのです。





